3連休明け5日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、景気後退懸念の再燃を背景にリスク回避の売りが先行し、急反落しています。
米国産標準油種(WTI)の終値は前営業日比8.93ドル安の「1バレル=99.50ドル」と、5月上旬以来約2カ月ぶりに100ドルの大台を割り込んでいます。
米連邦準備制度理事会(FRB)などが高インフレを抑えるために金融引き締めを急いでいるのを背景に、世界的な景気後退に陥ってエネルギー需要が減少するとの懸念が強まって売り注文が膨らんでいます。一時は「1バレル=97.43ドル」まで下落しています。
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