<伊藤将司>完投勝利@<阪神タイガース>(686)
Sep
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阪神先発の<伊藤将司>が、9回111球5安打6奪三振1失点(自責点1)で今季6度目となる完投勝利で、1979年~80年の<小林繁>に並ぶ甲子園10連勝を飾っています。
7回に自ら2点適時二塁打を放ち、昨年9月1日の中日戦から本拠地甲子園で自身10連勝。今季9勝目(5敗)で2年連続2桁勝利に王手を掛けています。
打線は「0-0」で迎えた4回。先頭の4番<大山悠輔>がチーム初安打となる左前打を放つと、続く5番<マルテ>は、二塁手後方にポトリと落ちるラッキーな右前安打で、<佐藤輝明>が四球でつなぎ、無死満塁の絶好機を作りました。打席には「7番・二塁」で2試合ぶりにスタメン出場の<木浪聖也>が、5球でフルカウントとし、ファウルで粘り、10球目、先発<高梨>の変化球は外角に大きく外れ、執念の粘り勝ちの押し出し四球で先制点を奪いました。
打線はなおも無死満塁で8番<梅野隆太郎>が、三遊間を抜ける2点左前打を放ち、5試合ぶりの安打&打点としています。さらに2死満塁と攻め込み、3番<近本光司>が走者一掃の右線3点適時三塁打を放ち今季の1イニング最多得点に並ぶ6点を挙げ、<伊藤将司>に大きな援護点となりました。