ダウ平均株価(9月9日)@終値3万2151ドル71セント
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米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒は揺らぎませんが、利上げ観測はある程度相場に織り込まれています。足元で米長期金利の動きも落ち着いており、投資家心理の悪化にはいったん歯止めがかかり、8月中旬以降の下げが大きかったハイテク株や景気敏感株を中心に買いが優勢になっています。
9月20~21日に開かれます米連邦公開市場委員会(FOMC)では3会合連続で(0.75%)の利上げが決まるとの見方が市場の大勢です。金融引き締めの長期化を織り込んで週初に大幅に上昇した米長期金利は、9日朝は前日終値(3.32%)からほぼ横ばいで推移しています。
長期金利の上昇局面で売られた高PER(株価収益率)銘柄のハイテク株が買い直され、景気敏感株では建機のキャタピラーの上げが目立つ。米原油先物相場が上昇し、石油株も高くなっています。
終値は3営業日続伸して、前日比377ドル19セント(1,19%)高の3万2151ドル71セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3恵右行日続伸し、前日比250.178ポイント(2.1%)高の1万2112.307でした。