『徳川家康』@BS日テレ
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累代岡崎を拠点にしてきた松平家は、東の今川、西の織田両勢力から圧力を受けていました。岡崎城主の「松平広忠」と刈谷の「於大姫」との間に「竹千代」(後の徳川家康)が生まれましたが、嫡男・竹千代(後の家康)は母・於大の実家が織田方についたため、幼くして母と別れることとなります。岡崎を織田の進撃を食い止める要衝と見た「今川義元」は、「竹千代」を人質とすることを伝えますが、七人の侍童に守られた「竹千代」でしたが織田家にとらえられ、侍童たちは責任をとるため自害してしまいます。
「竹千代」は、途中今川支配から脱した織田一族によって尾張へと送られます。「竹千代」が織田に捕われたことで、「於大」は息子の姿を垣間見ることができます。それは「竹千代」に肉親のような愛情を抱く「吉法師」(後の信長)のおかげでもありました。3年後、ようやく岡崎の土を踏んだ「竹千代」ですが、三河が今川家統轄となり、今度は駿府へ送られることとなります。10年の月日が流れ、「竹千代」は「元信」と名を改め「今側義元」の姪「瀬名」と婚儀を結びます。一方、「信長」は織田の若き領主となっていました。そして永禄三年。「今川義元は四万の大軍をもって「信長」攻めを開始し、「元信」は先陣を申し付けられます。
出演は、「松平三郎元信」に<北大路欣也>、「織田信長」に<中村錦之助(萬屋錦之介)>、「木下藤吉郎」に<山本圭>、「松平広忠」に<田村高廣>、「今川義元」に<西村晃>、「於大」に<有馬稲子>が扮しています。