Blog Thread
- <藤井聡太王将>(221)2敗目@第72期王将戦七番勝負第4局
10日、<藤井聡太王将>(20/竜王、王位、叡王、棋聖の五冠)に<羽生善治九段>(52)が挑んでいる第72期王将戦七番勝負第4局が、東京・立川の「SORANO HOTEL」で前日から指し継がれ、先手の<羽生善治九段>が勝ち、シリーズを2勝2敗のタイに戻しています。
第1局は<藤井>、第2局は<羽生>、第3局は<藤井>といずれも先手が勝利して迎えた第4局。シリーズ1勝2敗の先手<羽生善治九段>にとってはタイトル獲得100期の金字塔へ向け、負けられない戦いでした。
<羽生善治九段>が選んだ戦型は<藤井聡太王将>の得意とする「角換わり腰掛け銀」。ここまで、一手損角換わりや、相掛かり、雁木と様々な趣向を凝らした戦型で挑んできた<羽生善治九段>は、ここで相手の多用する戦法を選び、1日目の午後から、<羽生義治九段>の攻めの手は止まりませんでした。
午後3時35分、<羽生善治九段>が(▲5二桂成)と王手を掛けると、<藤井聡太王将>は自己最長の2時間28分に迫る2時間24分の大長考に沈みました。 そのまま<藤井聡太王将>が66手目を封じ、迎えた2日目。封じ手は王手を掛けてきた<羽生義治九段>の成桂を(△同玉)は先手の攻めがつながって<藤井聡太王将>が劣勢になる手順があるため、△同銀の一択と見られていましたが(△5二同銀)ではなく(△5二同玉)で取る意外な一手でした。
その後も、<羽生善治九段>の攻めに<藤井聡太王将>ならではの受けを展開させていきましたが、百戦錬磨の<羽生善治九段>は惑わされず、形勢は先手に大きく傾いていきました。 そして、今シリーズ2度目の<藤井聡太王将>の投了を迎えています。これで2勝2敗。第5局は2月25、26日、島根県大田市「さんべ荘」で行われます。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account