『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』@<内田英治・片山慎三>監督
Feb
13
予告編はバーを切り盛りし、裏家業として探偵も営む「マリコ」を訪ねてきたのは、まさかのFBIでした。 依頼は「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」というものです。鍵となるのは、光を放つ大きなバスケットケースを抱えて逃げまわる「謎の男」(宇野祥平)でした。はたして「マリコ」は、宇宙人を見つけることができるのか。
さらに、〈Da-iCE〉 が担当する主題歌の『ハイボールブギ』のテンポ良いリズムに合わせて、ホスト(高野洸)とホスト狂いのキャバ嬢(久保史緒里)、おちぶれヤクザ(北村有起哉)、殺し屋姉妹(中原果南、島田桃依)など、歌舞伎町ならではの住人たちが登場。SM プレイや殺人事件、ついにはUFO も飛び出し、ここでしか生きていけない人たちの想いが交錯するエキセントリックな街・新宿歌舞伎町らしさ満載の予告編となっています。
同映画は、インディーズ界から飛び出た二人の監督、映画『ミッドナイトスワン』(2020年)、『異動辞令は音楽隊!』(公開中)の<内田英治>と、『岬の兄妹』(2018年)・『さがす』(2021年)の<片山慎三>が組んだオリジナル作品として、 東洋の魔窟と称される歌舞伎町を舞台に、6つのストーリーを両監督で分業、1本 の映画として創り上げていくというコラボレーションスタイルの意欲作となっています。
次々と巻き起こる予測不能な出来事、それぞれのストーリーが複雑に絡み合いやがて1本の線としてつながり、オフビートな笑いと感動の涙の展開となっています。