27日、日本郵政は傘下のゆうちょ銀行株式を来月売却すると発表しています。
売り出し株式数は最大10億8900万株で、議決権比率は(約89%)から(60%)程度に下がります。売り出し価格は未定ですが、1兆円超に上るとみられています。
ゆうちょ銀行株の売却は2015年11月のグループ3社上場時以来となります。
ゆうちょ銀行は、東証最上位のプライム市場の上場維持に必要な「流通株式比率」の基準を満たしていませんでした。日本郵政の今回の売り出しで、同比率は現状の(10.6%)から、上場維持に必要な(35%)を上回ることになります。
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