日経平均株価(3月15日)@終値2万7229円48銭
Mar
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前日の米株式相場の上昇を受け、日本株にも買い安心感が広がりました。前日までの下げの反動で、自律反発を見込んだ買いも入っています。半面、買い一巡後は戻り売りも出て、上値は限定的でした。
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、東京市場でも朝方から幅広い銘柄に買いが入りました。前日まで下げの目立っていた銀行株や保険株を中心に上昇し、日経平均の上げ幅は200円を超え「2万7424円94銭」を付ける場面がありました。
一方、買い一巡後は伸び悩んでいます。米株式相場の上昇を受けてひとまず安心感から買われたものの、米銀破綻の影響に対する不安は払拭しきれていないとの見方から、積極的に買いを入れる雰囲気には乏く、戻り待ちの売りに押され、大引け前に一時100円を超える安値「2万7105円99銭」となる場面もありました。
終値は4営業日ぶりに小幅反発し、前日比7円44銭(0.03%)高の2万7229円48銭で終えています。