ダウ平均株価(3月16日)@終値3万2246ドル55セント
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(ECB)は16日、前回に続き(0.5%)の利上げを決めています。利上げに慎重になるのではないかとの見方もあっただけに、金融引き締め姿勢をくずさなかったことが株売りを誘いました。
21~22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利上げへの警戒が高まっています。金融引き締めが景気を冷やすとの見方から、景気敏感株や消費関連株を中心に売られ、一時「3万1571ドル46セント」の安値まで下げています。
経営不安が続く米地銀のファースト・リパブリック・バンクを米大手銀行が支援するとの観測から、金融システム不安が和らぐとみた買いが広がり、引け間際に米銀11行が預金の形で総額300億ドルの資金支援を実施すると発表後にダウ平均の上げ幅は400ドルを超え「3万2281ドル61セント」の高値をつける場面がありました。
終値は、前日比371ドル98セント(1.2%)55セントでセントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、最近の米長期金利低下で相対的な割高感が薄れ4営業日続伸し、前日比283.225ポイント(2.5%)高の1万1717.277でした。S&P500は、前日比68.35 ポイント(1.76%)高の3960.28でした。