ダウ平均株価(5月19日)@終値3万3426ドル63セント
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米連邦債務の上限引き上げについて、野党・共和党の<マッカーシー下院議長>は18日に「合意に至る道筋が見える」と述べ、<バイデン米大統領>は主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)から帰国後の21日に、記者会見を開く見通しです。米政府の資金繰りが尽きて債務不履行(デフォルト)に陥るといった最悪の事態が避けられるとの期待が相場を支えていましたが、米メディアの報道によれば、共和党の交渉担当者である<ギャレット・グレイブス下院議員>が19日の協議を打ち切り、記者団に「生産的ではないため、(協議を)中断することを決めた」と述べたといいい、週末に協議を再開するかどうかについては「今はわからない」と伝わり、前日にかけては交渉の進展を期待した買いが入っていましたが、売り直されました。
米地域銀行株が下げたのも米株相場の重荷になりました。米CNNは<イエレン米財務長官>が米大手銀行の経営者に対し、さらなる銀行合併が必要になる可能性があると語ったと報じています。地銀の経営不安が意識され、パックウエスト・バンコープやウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションに売りが出ています。
終値は3日営業ぶりに反落し、前日比109ドル28セント(0,33%)安の3万3426ドル63セントで終えたています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比30.941ポイント(0.24%)安い1万2657.897でした。
S&P500種は、前日比6.07 ポイント(0.14%)安の4191.98でした。