昨日の神戸の最高温度は「24.0度」でした。そろそろ昆虫たちの活動も活発になってきています。ナミアゲハ・モンシロチョウ・ハナアブたちを撮り損ねました。昆虫記の通し番号(1000)番は、ようやく今年に達成できそうですので、何が記録できるのか楽しみです。
今回は、体長10ミリほどですが、翅の上から胴のくびれも確認でき、触覚も長いので、ハエ目ではなくハチ目(膜翅目)だとすぐに分類できました。
【トゲアシオオベッコウ(棘脚大鼈甲蜂)】は、クモバチ(旧ベッコウバチ)科に分類されています。名称通り脚に「トゲ」が多くみられ、この【トゲアシオオベッコウ】は、蜘蛛を狩って捕食するタイプの蜂です。
クモバチ(旧ベッコウバチ)科の蜂は、雌グモを狩り麻酔させてから卵を産み、幼虫はそのクモ一匹だけを食べて成育するという特徴があります。体形は細長く、中胸側板中央部に斜溝があり、触角は長く、日本には100種あまり生息しているようです。
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