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- ファルコン植物記(2134)【ドラセナ・カンボジアーナ】の花
観葉植物として人気のあるリュウゼツラン(キジカクシ)科の「ドラセナ」ですが、常緑性の樹木で、原産地は熱帯アジア・アフリカなどの熱帯地方です。「ドラセナ」は、とても種類が多く、代表的な「幸福の木(マッサンゲアナ)」以外にもその数は50種を超えています。
運よく、10年に一度の開花といわれる【ドラセナ・カンボジアーナ】の花と遭遇しました。
観葉植物として花を咲かせるのは珍しい現象ですので、そのままで花を楽しみたい気持ちはよく分かりますが、「ドラセナ」に限らず、植物は花や実をつけることで、本来は幹や葉に回るはずの栄養分が不足しがちになってしまいます。とくに「ドラセナ」はその傾向が非常に強く、咲いた花を切らずにそのままにしておくことで、元気がなくなってしおれてしまいやすくなりますもで、花芽を摘み取るのがいいようです。
ちなみに「ドラセナ」という名称は、「メスのドラゴン」という意味です。これは、「ドラセナ」の一種(ドラセナ・ドラコなど)から出る赤い樹液が、「ドラゴンの血」と呼ばれることに由来しています。
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