ダウ平均株価(6月15日)@終値3万4408ドル06セント
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(FRB)は、14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で11会合ぶりとなる政策金利の据え置きを決めています。累積的な金融引き締めの効果を見極めます。一方、2023年の政策金利見通しは年内に(0.25%)の利上げ2回を織り込む水準に切り上げました。また、欧州中央銀行(ECB)は15日の理事会で8会合連続の利上げを決め、主要国による利上げ長期化が意識されています。
金融政策の先行きは経済データ次第となるなか、朝方発表されました米経済指標は強弱が入り交じる内容でした。5月の小売売上高は前月比(0.3%増)と市場予想(0.2%減)に反して増えています。ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀がそれぞれ発表しました6月の製造業景況指数はともに前月から改善。一方、週間の新規失業保険申請件数は26万2000件と市場予想(24万5000件)を上回っています。
終値は反発し、前日比428ドル73セント(1.26%)高の3万4408ドル06セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日続伸し、前日比156.344ポイント(1.15%)高の1万3782.821でした。S&P5指数はは、53.25 ポイント(1.22%)高の4425.84でした。