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- 日経平均株価(6月23日)@終値3万2781円54銭
23日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比542円55銭(1.63%)安の3万2722円33銭で前場を終えています。月末にかけて年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りなどが想定されるなか、株価指数先物への先回り的な売りが主導して現物株を押し下げています。「1ドル=143円」の円安・ドル高を支えに半導体関連株などには買いが先行して日経平均は朝方は高く始まったものの、勢いは続きませんでした。
朝方に200円超上げ「3万3533円47銭」を付けた日経平均は10時半頃から急速に下げ幅を広げ、一時は570円ほど下落しています。日中値幅安値は前引け時点で839円90銭とすでに今年最大となっています。目立った売り材料は見当たりませんが、来週はリバランスに伴う売りで相場の上値が重くなる可能性が高く、先物に手じまい売りが膨らみやすかったようです。相場の過熱感を警戒したの個人投資家の利益確定売りも、下げに拍車をかけたようです。
後場に入り「3万2575円56銭」の安値を付け、日中値幅安値は957円91銭と激しい値動きで、今年最大となりました。
終値は続落し、前日比483円34銭(1.45%)安の3万2781円54銭で終えています。
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