23日、台風被害で休園し、2024年度中の再開に向けてリニューアルが進む神戸市立「須磨海づり公園」(同市須磨区)でシンボルとして親しまれた管理塔(写真左・白い円形の建物)の撤去作業が行われています。今年11月末までに塔の土台や一部の釣り場の撤去を終える予定で、工事が本格化します。
「須磨海づり公園」は2018年9月の「台風21号」で高波などの被害を受けて休園を余儀なくされていました。神戸市は再開に向けて検討し、今年7月、事務所棟や売店など陸上施設のリニューアルイメージを公表。パーゴラ(日陰棚)を取り入れた広場などを新たに設ける予定です。
白い円形の管理塔は、1976年のオープンから公園のシンボルになりました。内部には売店とレストランがあり、釣り客らに長年親しまれてきましたが、リニューアルで撤去が決まりました。
撤去工事では、横付けした大型クレーン船が高さ約14メートル、重さ約300トンの管理棟を持ち上げ、台船に移され、ポートアイランドに運ばれ、解体されます。
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