6日、米労働省が発表した9月の雇用統計(季節調整済み)で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は前月比33・6万人増でした。市場予想(17万人程度増)を大幅に上回っています。
失業率は(3・8%)で8月から横ばいで、引き続き低水準となっています。
平均時給は前年同月比(4・2%)増。前月(4・3%)からは鈍化しましたが、依然として高い賃金がサービス価格への転嫁をもたらし、インフレ(物価上昇)圧力につながっているようです。
米連邦準備制度理事会(FRB)は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送る一方、高い水準の政策金利を長期間維持する見通しを示しています。強い雇用情勢が示され、10月31日~11月1日の次回会合で追加利上げを実施するかどうかの判断が注目されています。
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