ダウ平均株価(10月11日)@終値3万3804ドル87セント
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9月の米(PPI)は前月比(0.5%上昇)と市場予想(0.3%上昇)を上回ったものの、8月(0.7%上昇)からは伸びが減速しました。高インフレが鈍化する傾向にあるとみられています。
米長期金利は(4.6%台前半)と低水準で推移しています。このところ米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで追加利上げに慎重な姿勢を示しているうえ、11日に欧州主要国の国債利回りが低下しており、米国債の買いにつながっています。中東情勢を巡る地政学リスクの高まりで、相対的に安全な資産である米国債を支えています。
ただ、12日に9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見姿勢も強く、ダウ平均は下げる場面もありました。
終値は4営業日続伸し、前日比65ドル57セント(0.19%)高の3万3804ドル87セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日続伸し、前日比96.833ポイント(0.71%)高の1万3659.677でした。S&P500種は、18.71 ポイント(0.43%)高の4376.95でした。