本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1970年アメリカ製作の『原題:The Strawberry Statement』が、邦題『いちご白書』として、1970年9月26日より公開されました作品の放送があります。
1970年カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞しましたが、アメリカでは興行的に良くありませんでした。日本では
『イージー・ライダー』(1969年)・
『俺たちに明日はない』(1967年)などと並ぶ、アメリカン・ニューシネマの人気作品となり、<ばんばひろふみ>の『「いちご白書」をもう一度』(1975年)もヒットしました。
「サイモン」は、ごく平凡な大学生。大学では予備役将校訓練課程校舎建設に抗議しての紛争が起こっていましたが、「サイモン」は全く興味がありませんでした。しかし、彼は、体育会系の学生に殴られたことなどがきっかけで女性リーダーの「リンダ」と知り合い、彼女にひかれてゆきます。そして、積極的に闘争に参加するようになり、やがて大学側は、実力行使を決定します。「サイモン」や「リンダ」はじめ、講堂に立てこもる学生たちは次々に排除されて行きます。
「サイモン」に<ブルース・デイヴィソン>、「リンダ」に<キム・ダービー>、「エリオット(ボート部コックス)」に<バッド・コート>、「エリオット(オルグ)」に<ボブ・バラバン>、「食料品店主」に<ジェームズ・ココ>ほかが出演、監督は<スチュアート・ハグマン>が務めています。