日経平均株価(1月12日)@終値3万5577円11銭
Jan
11
12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸で始まりました。始値は前日比551円79銭高の3万5601円65銭でした。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅ながら上昇したほか、半導体株の一角が買われたことを受け、日本株には連日の急伸を引き継いだ買いが先行しています。寄り付き直後には700円超えの「3万5839円65銭」の高値を付ける場面がありました。
その後は、前日に2023年9〜11月期決算を発表したファーストリテイリングの急伸(2320円(6.34%)高の3万8940円)が相場全体を押し上げていますが、足元の日経平均が歴史的な高値圏にあるなか、短期的な過熱を警戒した利益確定売りが上値を抑えています。
前引けは前日比373円09銭(1.06%)高の3万5422円95銭でした。連日の相場急伸を受けて一段と強気に傾いた海外短期筋などの買いが先行し、新しい少額投資非課税制度(NISA)開始に伴う株式需給の改善期待なども引き続き支援材料でした。
終値は5営業日続伸し、前日比527円25銭(1.5%)高の3万5577円11銭で終えています。1990年2月以来、約33年11カ月ぶりの高値を更新しています。