<才木浩人>1勝@<阪神タイガース>(924)
Apr
14
14日13:30、観客数3万6220人のバンテリンドームにて「中日ー阪神」3回戦が行われ、阪神は「2-1」の逆転勝利で(引き分けを挟んで)連敗を3で止めています。
大幅に打線を入れ替えた想定外の打順で挑んだ阪神で、昨季全試合で4番に座った<大山悠輔>が5番に降格。不動の1番<近本光司>を3番に、2番<中野拓夢>を8番に据え、8番が代名詞だった<木浪聖也>を5年ぶりに1番で起用。<佐藤輝明>に4番を託すなど、昨季38年ぶりの日本一へけん引した打線を開幕15試合目で入れ替えています。
そんな打順の狙いが功を奏したのが3回。不振で8番降格の<中野拓夢>が11打席ぶりの安打で出塁すると、トップバッターを任された<木浪聖也>が四球を選んで2死一、二塁にチャンス拡大。昨年4月以来の2番<梅野隆太郎>が中日・先発の<梅津>の直球を捉えて、中前へ同点適時打を放って「1-1」の同点としています。
ロースコアの投手戦の中、7回に阪神は、<前川右京>が1死から右翼線二塁打で出塁、2死後、<中野拓夢>が初球を打ち。打球は中堅、右翼、二塁の3人の間に落ちて、決勝打となりました。
阪神先発の<才木浩人>は、2回に<山本>に適時打を浴びて先制点を献上。その後は球数をかけながらも、3回から6回まで好調の中日打線を相手に無安打投球でした。同点直後の7回には、<佐藤輝明>の送球失策も絡んで2死一、三塁のピンチを迎えるも、<山本>を空振り三振に切っています。7回116球4安打4奪三振1四球1失点(自責点1)で今季初勝利をマークし、8回を<岩崎優>、9回を<ハービー・ゲラ>が締めて、<ゲラ>にセーブが付いています。