<ラファエロ>『マグダラのマリア』@サントマリーマドレーヌ大聖堂
Apr
23
21日、南仏バール県サンマクシマンラサントボームの大聖堂でルネサンス期のイタリアの芸術家<ラファエロ>(1483-1520)の作品として新たに発見された絵画『マグダラのマリア』が公開されました。
<ラファエロ>による『マグダラのマリア』の肖像画が展示されているのは、マグダラのマリアの聖遺物が納められているとされるサントマリーマドレーヌ大聖堂です。
フランス人の収集家は、この肖像画を英ロンドンのギャラリーのウェブサイトで3万ポンド(約570万円)で購入しました。
その後、イタリアで国連教育科学文化機関(UNESCO)の専門家に鑑定を依頼したところ、<ラファエロ>の作品と判明。1505年に<ラファエロ>が<レオナルド・ダビンチ>と出会った頃に描いたものとみられています。
作品の展示期間は1か月。入場料は3ユーロ(約500円)で、同聖堂の修復費用に充てられます。