4月30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比1円45銭円安・ドル高の「1ドル=157円75〜85銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=157円85銭」、高値は「1ドル=156円82銭」でした。
朝発表の米指標がインフレ圧力の強さを示した。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大による円売り・ドル買いが出ています。
5月1日には米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されます。市場では政策金利を据え置くとの見方が強く、<パウエル(FRB)議長>の記者会見で今後の金融政策の見通しに注目が集まっています。
このところ米経済の底堅さを示す指標が相次いでおり、(FRB)による利下げ転換まで時間がかかるとの見方が強いのも、円相場の重荷となっています。