アカバナ科マツヨイグサ属の【ユウゲショウ(夕化粧)】が、きれいに咲いていました。
和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされていますが、実際には正午ごろでも、かわいらしい花を開花させています。
5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で花径1.5cm程度の花をつけます。花弁は4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色です。やや紅を帯びた白色の葯を付ける雄蕊が8本あり、雌蕊の先端は紅色で4裂しています。
原産地は南米から北米南部、明治時代に観賞用として移入されたものが関東以西に野生化しており、道端や空き地でもよく見かけます。