17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比138円18銭(0.36%)安の3万8782円08銭でした。前日の米ダウ工業株30種平均株価が高値から反落した流れで東京市場でも東エレクやファストリといった値がさ株の一角が売りに押されて相場を押し下げています。
日経平均が前日に500円超上昇した後で戻り待ちの売りも出やすく、朝方には380円ほど下落「3万8539円56銭」の安値を付ける場面もありましたが、その後は下げ幅を縮小する展開となりました。
日銀が17日10時すぎに通知した定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)で「5年超10年以下」の買い入れ額を4250億円とするなど全年限で金額が前回から据え置かれました。海外短期筋などから先物に買いが入り、現物株も下げ幅を縮小する展開となりました。
終値は4営業日ぶりに反落し、前日比132円88銭(0.34%)安の3万8787円38銭で終えています。