ダウ平均株価(7月12日)
Jul
12
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げするとの見方が根強く、買い安心感につながっています。相対的に出遅れ感がある銘柄への買いも続き、指数を支えました。
12日発表の6月の米卸売物価指数(PPI)は前月比(0.2%上昇)でした。市場予想(0.1%上昇)を上回りました。一方、11日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る内容でした。総じてみると6月の(PPI)が米国のインフレ鈍化の流れを変えるほどではないとの受け止められています。
(FRB)が9月にも利下げを始めるとの観測は、投資家心理の支えとなっています。前日には大型ハイテク株を中心に売りが出た後で、一部には買い直す動きも見られます。半面、週末とあって積極的に持ち高を一方向に傾ける動きは限られ、上値を抑えています。
ダウ平均株価は、前日比247ドル15セント(0.62%)高の4万0000ドル90セントでした。(5月17日)以来、約2カ月ぶりに4万ドル台に乗せています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比115.04ポイント(0.63%)高の1万8398.44でした。
S&P500種株価指数は、前日比30.81ポイント (0.55%)高の5615.35でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比115.04ポイント(0.63%)高の1万8398.44でした。
S&P500種株価指数は、前日比30.81ポイント (0.55%)高の5615.35でした。