ダウ平均株価(7月17日)終値4万1198ドル08セント
Jul
17
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。半導体の対中規制強化に対する警戒感から、これまで上昇が目立っていた半導体株を中心にハイテク銘柄に売りが出ています。半面、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に出遅れ銘柄への資金シフトが続いているのはダウ平均株価を下支えしています。
16日、米ブルームバーグ通信は<バイデン>政権が東京エレクトロンやオランダのASMLホールディングなどの企業が先端半導体技術へのアクセスを中国に提供し続ける場合、最も厳しい貿易制限措置をとることを検討していると同盟国に伝えたと報じまました。ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などに売りが出ており、投資家心理を冷やしています。
半導体株安がハイテク株全般に波及し、ダウ平均株価の構成銘柄ではアップルやアマゾン・ドット・コムの下げが目立ちます。マイクロソフトやセールスフォースにも売りが出ています。
ダウ平均株価は、前日比243ドル60セント(0.59%)高の4万1198ドル08セントでした。前日の最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比512.42ポイント(2.77%)安の1万7996.92でした。
S&P500種株価指数は、前日比78.93ポイント (1.39%)安の5588.27でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比512.42ポイント(2.77%)安の1万7996.92でした。
S&P500種株価指数は、前日比78.93ポイント (1.39%)安の5588.27でした。