「1ドル=157円32銭」
Jul
18
18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比1円10銭円安・ドル高の「1ドル=157円30〜40銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=157円40銭」、高値は「1ドル=156円20銭」でした。
米長期金利の低下が一服し、円相場の重荷となりました。同日の東京市場で「1ドル=155円38銭」近辺とおよそ1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた後で、持ち高調整や利益確定の円売り・ドル買いが出やすくなっていました。
18日発表の7月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数と6月の米景気先行指標総合指数がいずれも市場予想を上回る内容でした。米景気の底堅さが示されたことで、米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いに流れています。
米国の<トランプ前大統領>の円安・ドル高をけん制する発言などを受け、前日から急ピッチで円高・ドル安がすすみました。市場では、ヘッジファンドなどが円売り・ドル買いの持ち高を解消したことで再び円売りを進めやすくなっているとみられています。