ダウ平均株価(7月31日)終値4万0842ドル79セント
Jul
31
31日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。四半期決算を発表した半導体株を中心に買いが入っています。米長期金利の低下も投資家心理の支えとなっていますが、主力株の一部には持ち高調整の売りも出て、ダウ平均株価は下落に転じる場面がありました。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、前日夕に2024年4〜6月期決算を発表したアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が大幅に上げています。エヌビディアなど他の半導体関連銘柄に買いが波及。ダウ平均株価30種の構成銘柄では、インテルが高く、コスト削減のために数千人の人員削減を予定していると、米ブルームバーグ通信が前日夕に報道したことも支えとなっているようです。
朝発表の7月のADP全米雇用リポートでは、非農業部門の雇用者数が前月比で12万2000人増と、市場予想(16万8000人増)を下回りました。4〜6月期の雇用コスト指数は前期比(0.9%上昇)と、市場予想(1.0%上昇)以下でした。いずれも労働需給の緩和を示したとの受け止めから、米債券市場では長期金利が低下。株式の相対的な割高感が薄れたとしてハイテク株を中心に買いが入っています。
ダウ平均株価は、前日比99ドル46セント(0.24%)高の4万0842ドル79セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比451.98ポイント(2.64%)高の1万7599.40でした。
S&P500種株価指数は、前日比85.86ポイント (1.58%)高の5522.30でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比451.98ポイント(2.64%)高の1万7599.40でした。
S&P500種株価指数は、前日比85.86ポイント (1.58%)高の5522.30でした。