紫陽花の葉の裏側に隠れていましたコウチュウ目テントウムシ科【ニジュウヤホシテントウ(二十八星天道)】を見つけました。暑い日差しの中、葉を日傘代わりにしているようでした。
葉の裏側で薄暗い中ですが、【ニジュウヤホシテントウ】の数ある黒斑の文様は、見て取れると思います。体長は6~7ミリで、頭部は点刻が一面にあり、複眼だけが黒く、前翅には黒斑が多く見られます。斑紋の大きさには大小がありますが、それらは前から横向きに3・4・3・3・1と列を成し、上翅会合線で左右の黒斑がくっつくことはありません。
テントウムシ科の種は、本種を含むマダラテントウ族およびキイロテントウなどを含むカビクイテントウ類を除けば、すべて肉食で、農業害虫の
「アブラムシ」や
「ハダニ」などを食べる益虫として知られています。
しかしながら【ニジュウヤホシテントウ】は、成虫・幼虫ともに植物の葉を食べてしまう害虫です。時には果実にまで被害が広がることもあります。ナス、トマト、ジャガイモといったナス科植物の多くの種類によく発生します。
Posted at 2024-08-03 17:51
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Posted at 2024-08-03 18:06
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