『夏の終わりに願うこと』@<リラ・アビルス>監督
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メキシコの新鋭<リラ・アビレス>監督が、離れて暮らす父と再会した少女の揺れ動く心をみずみずしく描き、世界各地の映画祭で注目を集めました2023年メキシコ・デンマーク・フランス合作製作の『夏の終わりに願うこと』が、2024年8月9日より公開されます。
ある夏の1日。7歳の少女「ソル」は大好きな父「トナ」の誕生日パーティに参加するため、母と一緒に祖父の家を訪れます。病気で療養中の父と久々に会えることを無邪気に喜ぶ「ソル」でしたが、身体を休めていることを理由になかなか会わせてもらえません。
従姉妹たちと遊びまわることも、大人たちの話し合いに加わることもできず、いらだちや不安を募らせていきます。ようやく父との再会を果たした「ソル」は、それまで抱えていた思いがあふれ、新たな感情を知ることになります。
主演は映画初出演の<ナイマ・センティエス>。2023年・第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、エキュメニカル審査員賞を受賞した作品です。