『フィールド・オブ・ドリームス』@NHK-BS
Aug
11
本日<13:00>より「NHKーBS」にて、1989年アメリカ製作の『原題:Field of dreams』が、邦題『フィールド・オブ・ドリームス』として、1990年3月24日より公開されました作品の放送があります。
監督第2作目の<フィル・アルデン・ロビンソン>が、6年の歳月をかけて製作にこぎつけた感動のファンタジー映画です。「レイ」役の<ケビン・コスナー>にとっては『さよならゲーム』(1988年・監督:ロン・シェルトン)に続く野球作品への出演でした。
アイオワ州の田舎町に住み広大なトウモロコシ畑を営む貧乏農家の「レイ・キンセラ」は、ささやかながら幸せな日々を送っていました。ある春の日の夕暮れ、彼の人生を一変させる〈声〉を聞きます。その言葉から強い力を感じ取った「レイ」は、家族の支持のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を建設します。
その後しばらく何も起きませんでしたが、ある日の晩、娘「カリン」(ギャビー・ホフマン)が夕闇に動く人影を球場に見つけます。そこにいたのは1919年のブラックソックス事件で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた〈シューレス〉の<ジョー・ジャクソン>でした。
美しい風景を背景に、野球を通じて家族との絆と愛情、信じることの大切さを描いた名作で、オスカー俳優<バート・ランカスター>(1913年11月2日~1994年10月20日)が、ニューヨーク・ジャイアンツ (1905年)の実在の大リーガー「Dr.アーチボルト・〈ムーンライト〉・グラハム」役を演じ、最後の映画出演となりました。