瀬戸内海を北東に進む「台風10号」の影響で、九州や四国では長時間の大雨となっているほか、台風本体から離れた関東や東海では激しい雨が降り続いて記録的な大雨となり、浸水や冠水被害が相次いでいます。
西日本と東日本では、31日にかけて大雨による災害の危険性が急激に上がるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
「台風10号」は正午には山口県柳井市の付近を1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は994ヘクトパスカル最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。