13日、阪神は<秋山拓巳>投手(33)が今季限りで現役引退することを発表しています。
3度の2桁勝利を挙げ、先発の主力として通算49勝を挙げた名右腕がユニホームを脱ぐ決断をしました。
2017年に12勝と飛躍しましたが、その後は右ひざの痛みとの闘いでした。2018年10月に外側の半月板を除去する手術を受けています。ひざのクッションがなくなり、投球時は軸足になるため、体重移動の際の押し込みに大きな支障が出ます。それでも工夫を重ねて、2020年、2021年と10勝をクリアしてきました。
15年目を迎えた今年は2軍で先発登板を重ねてきましたが、1軍には呼ばれていません。直近の登板は、これまでキャンプで何度も投げた高知・安芸のマウンドで、今月8日のウエスタン・リーグ・オリックス戦で、6回無失点と好投でした。
1軍での最後の登板は、2023年8月3日の
中日17回戦でした。14年間で先発126試合、49勝44敗、通算防御率「3・66」で背番号「21」とお別れです。お疲れさまでした<秋山拓巳>投手。