『マスター 先生が来る!』などで日本でも注目を集めるインド・タミル語映画界のスター<ビジャイ>が主演を務めた、2014年の作品。詐欺師と社会活動家という全く異なる2人の人物を、<ビジャイ>が一人2役で演じた『カッティ 刃物と水道管』が、2024年11月1日より公開されます。
コルカタの刑務所から脱獄した詐欺師の通称「カッティ(刃物)」こと「カディル」は、海外への逃亡を企てますが、空港で出会った女性「アンキタ」に一目ぼれし、出国を止めてしまいます。その夜、街を歩いていた「カディル」は、自分と瓜二つの「ジーヴァ」という男と出会います。
悪知恵を働かせた「カディル」は、「シーヴァ」を自分の身代わりにして追手に捕まえさせます。自由の身になった「カディル」でしたが、「ジーヴァ」が地方の農民が直面する問題に取り組んでいたことを知ると、次第に心に変化が起き、「ジーヴァ」の活動を引き継いで農民たちの先頭に立って大企業と対峙していきます。
「カディル/ジーヴァ」に<ビジャイ>、共演に『マッキー』・
『ランガスタラム』の<サマンタ>が「アンキタ」、『プレーム兄貴、王になる』の<ニール・ニティン・ムケーシュ>ガ「チラーグ」ほか。監督は、本作の後、2018年に『サルカール 1票の革命』でも<ビジャイ>とタッグを組んだ<A・R・ムルガダース>。が務めています。