アメリカの食品業界の闇を暴き、第82回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされました2009年製作の映画『フード・インク』の続編で、新型コロナウイルスの世界的流行後に浮き彫りになったアメリカのフードシステムの脆弱性に迫ったドキュメンタリー『フード・インク ポスト・コロナ』が、2024年12月6日より公開されます。
2020年の新型コロナウイルスのパンデミック後、巨大食品企業の市場独占がさらに進み、個人農家の衰退と貧富の格差が深刻化しました。その実態や〈超加工食品〉による健康被害、子どもの糖尿病の増加、巨大企業による移民労働者の搾取など、さまざまな問題に「食」の観点から切り込んでいきます。
その一方で、解決策を求めて持続可能な未来を作りだそうと奮闘する農家や活動家、政治家たちの前向きな姿にもカメラを向けています。
前作に続いてジャーナリストの<マイケル・ポーラン>、<エリック・シュローサー>が出演しています。監督は、<ロバート・ケナー>と< メリッサ・ロブレド>が務めています