本日<13:00>より「NHK-BS」にて、1993年アメリカ製作の『原題:Philadelphia』が、邦題『フィラデルフィア』として、1994年4月23日より劇場公開されました作品の放送があります。
自由と兄弟愛の街フィラデルフィアで展開される裁判の行方を描いています。
一流法律事務所に勤務する弁護士「ベケット」は、自分がエイズに感染したことを知ります。やがて会社は「ベケット」に解雇を宣告します。エイズ患者に対する不当な差別だとして「ベケット」は訴訟を決意し、以前は敵として法廷で闘ったことのある「ミラー」に弁護を依頼します。
「ミラー」は「ベケット」がエイズ患者であり、かつ同性愛者であることに偏見を抱き、一度は依頼を断わりますが、それでも偏見や蔑視と戦おうとする「ベケット」の姿に心を打たれ、弁護を引き受けますが、裁判は日に日に衰弱していく「ベケット」とその関係者にとって過酷なものになっていきます。
「アンドリュー・ベケット」に<トム・ハンクス>、「ジョー・ミラー」に<デンゼル・ワシントン>、「チャールズ・ウィーラー」に<ジェイソン・ロバーズ>、「ベリンダ・コーニン」に<メアリー・スティーンバーゲン>、「サラ・ベケット」に<ジョアン・ウッドワード>ほかが出演、監督は<ジョナサン・デミ>が務めています。
第66回アカデミー賞では主演男優賞を<トム・ハンクス>が、<ブルース・スプリングスティーン>の楽曲『ストリーツ・オブ・フィラデルフィア』が歌曲賞を受賞。第44回ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)受賞。第51回ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)および歌曲賞受賞した作品です。