6日、米S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスはS&P500種株価指数の構成銘柄に米投資会社「アポロ・グローバル・マネジメント」と財務・人事管理ソフトウエア大手「ワークデイ」を採用すると発表しています。
発表資料によりますと、米半導体メーカーの「コルボ」およびエンジニアリング・テクノロジーソリューション会社「アメンタム・ホールディングス」に代わり、「アポロ」と「ワークデイ」は今月23日の取引開始前に構成銘柄となります。
「アポロ」が先月発表しました7-9月(第3四半期)決算では、調整後純利益が11億3000万ドル(現行レートで約1700億円)と予想を上回りました。それ以降、同社の株価は(25%余り)上昇しています。
これにより、「アポロ」の時価総額は約210億ドル増えて1000億ドルに達し、S&P500種への採用基準を満たす米大手企業のうちでも最大手級の一つとなりました。オルタナティブ資産ブームに乗る富裕層をターゲットにした運用により、運用資産額は7000億ドルを超えています。
一方、「コルボ」は米アップルを大口顧客としており、アップルが自社製モデムチップを投入する準備を進めていることで、コルボ製品が置き換えられる可能性があります。