日経平均株価(12月13日)終値3万9470円44銭
Dec
12
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比488円71銭(1.23%)安の3万9360円43銭でした。
前日の米株安が投資家心理の重荷となりました。日経平均株価は12日、取引時間中としておよそ2カ月ぶりに節目の4万円を上回る場面があるなど、このところ一本調子の上昇が続いていたこともあって、幅広い銘柄が利益確定目的の売りが出ています。
12日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が下落でした。12日朝発表の11月の米卸売物価指数(PPI)が、市場予想を上回ったことで、インフレ再燃への警戒感から持ち高調整の売りなどが出ました。米株安の流れを受け、東京市場でも朝方から売りが先行しています
日銀は朝方、12月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表しました。大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回9月調査(プラス13)から小幅改善となる(プラス14)でした。市場予想も総じてやや上回る内容でしたが、市場では、日銀の政策に影響を及ぼすほどではないとみられ、株式相場全体への影響も限られました。
終値は、前日比378円70銭(0.95%)安の3万9470円44銭で終えています。