日経平均株価(1月6日)終値3万9307円05銭
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6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前営業日比500円27銭(1.25%)安の3万9394円27銭でした。
東京市場が休場だった年末年始の米市場でダウ工業株30種平均株価は軟調でした。インフレの長期化に対する警戒感などから1月2日まで4営業日続落し、同期間に930ドルあまり下落しています。(1月3日)は5営業日ぶりに反発したとあって、きょうの東京市場でも朝方は上昇して始まりましたが、買いの勢いは続きませんでした。
日経平均は心理的節目の4万円に接近しており、買い一巡後は売りが優勢でした。2024年末に堅調さが目立っていたファストリテイリングやトヨタなど主力株の一角が売りに押され、相場全体を押し下げています。
日銀の早期利上げ観測がくすぶるなか、6日午前の国内債券市場では長期金利が上昇(債券価格は下落)し、一時(1.115%)と13年半ぶりの高水準をつけました。一方、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの見方から、日本時間6日午前の取引で米長期金利は上昇しています。国内外の長期金利の根強い先高観を背景に、株式には相対的な割高感を意識した売りも出やすくなっています。
終値は、前営業日比587円49銭(1.47%)安の3万9307円05銭で終えています。大発会は3年連続の下落となった。