無実の罪で13年間の刑務所生活を強いられたフランスの作家<アンリ・シャリエール>の実話に基づく小説を、<スティーブ・マックィーン&ダスティン・ホフマン>主演で映画化。自由を求めて執念の脱獄にかけた男たちの姿を描いた名作『パピトン』は、1974年3月16日に日本初公開されていますが、2025年1月31日よりリバイバル上映されます。
胸に蝶の刺青を持つ金庫破り「パピヨン」は、無実の罪で南米フランス領ギアナの監獄に送られます。移送中の船の中、「パピヨン」は天才偽造職人「ルイ・ドガ」と知り合います。ほかの囚人たちに襲われていた「ドガ」を「パピヨン」が助けたことがきっかけで、2人は絆を深めていきます。
たどり着いた流刑地の監獄では、劣悪な環境と苛酷な労働が待ち受けており、囚人たちは次々と命を落としていきます。当初は脱獄意思のなかった「ドガ」も、生命の危機を前に気持ちが揺らぎ、「パピヨン」もついに脱獄を決意します。
<スティーブ・マックィーン>が「パピヨン」役、<ダスティー・ホフマン>が「ドガ」役に扮し、死が目の前に迫る過酷な監獄島で、危険な脱獄に挑みながら信頼関係や友情を育んでいく男たちを演じています。監督は
『猿の惑星』(1968年)の<フランクリン・J・シャフナー>が務め、脚本は『ジョニーは戦場へ行った』の<ダルトン・トランボ>と『コンドル』・『キングコング』の<ロレンツォ・センプル・Jr.>が担当、音楽は
『エイリアン』の<ジェリー・ゴールドスミス>です。