30日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比83円79銭(0.21%)高の3万9498円57銭でした。前日の米ハイテク株安を受けて朝方に売りが先行したアドテストや東エレクなど値がさの半導体関連株が持ち直し、2銘柄で日経平均を100円程度押し上げています。
29日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で今後の利下げに慎重な姿勢を示したとの受け止めから、
前日の米株式市場では主要3指数が下落でした。米株安を受けて日経平均は安く始まりましたが、アドテストが決算内容を評価した買いによって上げに転じると、追随して日経平均も上昇に転じています。
外国為替市場で円相場は一時「1ドル=154円台前半」まで上昇するなど強含んでいます。
終値は、前日比99円19銭(0.25%)高の3万9513円97銭で終えています。