神戸：ファルコンの散歩メモ

わが街一宮も繊維関連の工場がどんどん閉鎖され、無くなっていきます。


大きな工場には風情を感じませんが、街中の小さな鋸屋根は原風景として記録しておく必要があったのですが、時すでに遅しのようです・・・

いつもあると安心していたら・・・の世界ですね。


戦後も６０年を超えていますので、良き時代の建物や街並みは記録しておかないとある日突然という憂き目に合いそうですね。

素敵なポスターです。

モノクロ写真というところが懐かしさを増幅するように思います。

モノクロの世界、カラー写真に馴染んだ眼には新鮮に映りました。


保存されていた「ガラス乾板」から新しくプリントされたようですので、色あせもせず、オリジナル作品が楽しめました。

なんだかエロティシズムの怪しい雰囲気が…

篠山紀新やアラキー、加納典明とは路線が違いますよ。（笑）


白黒の世界で、女性の美を表現できるのは、すごいことだと思います。

モノクロはカラーでは伝えられない迫力を感じさせる事が出来ますよね＾＾

光の具合いと構図で勝負ですから、緊張感ある作品だと感じました。


今の時代に生まれていたら、どのような写真を撮られてのかと想像してしまいます。

こんな感じのポートレイトが撮れれば最高ですが人を被写体にするのは一番難しいと思います。

私がポートレイト撮ったら下手なのが助長されるだけです（笑）

作家の藤原智美さんが言われていました。

最近は、人物を含めた写真が少なくなってきている、と。


肖像権の問題などで、人物を入れるのは難しい時代のようですが、土門拳さんのように、生き生きとした子供や生活者の匂いのしない写真は味けないとも言われています。

素敵なポスターですね

ポスターからでも写真の良さが伺われますね

素敵なコントラストの写真で、楽しめました。


カラーとは違う、白黒の世界もすごい広がりがありますね。


写真は神戸のトアロード（１９３９年）の写真です。

港町としての、ハイカラな洋館が印象的でした。

ポスターの女性、今でも通用する美しさですね〜！(＾▽＾)

亡くなられて６０年以上経ちますが、時代を感じさせないですね。


美は永遠に不滅でしょうか…。（笑）