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<ウィリアム・シェイクスピア>の古典劇『ロミオとジュリエット』(1595前後)の舞台を現代に置き換え、<バズ・ラーマン >が監督を務め<レオナルド・ディカプリオ>と<クレア・デーンズ>主演で映画化(1996年)したラブストーリー『ロミオとジュリエット』が。2020年4月に公開されます。
ベローナ・ビーチで勢力を二分するモンタギュー家とキャピレット家は、長年にわたって抗争を繰り返していた。そんなある日、キャピレット家の仮装パーティに潜りこんだモンタギュー家のひとり息子「ロミオ」(レオナルド・ディカプリオ)は、そこで出会ったキャピレット家の娘「ジュリエット」(クレア・デーンズ)と瞬く間に恋に落ちます。二人は修道僧「ロレンス」の元で秘かに結婚。「ロレンス」は二人の結婚が、両家の争いに終止符を打つきっかけになることを期待します。
しかしその直後、「ロミオ」は友人とともに街頭での争いに巻き込まれ、親友「マキューシオ」を殺されたことに逆上した「ロミオ」は、「キャピュレット」夫人の甥「ティボルト」を殺してしまいます。このことからヴェローナの大公「エスカラス」は、「ロミオ」を追放の罪に処する。一方、「キャピュレット」は悲しみにくれる「ジュリエット」に、大公の親戚の「パリス」と結婚する事を命じる。
「ジュリエット」に助けを求められた「ロレンス」は、彼女を「ロミオ」に添わせるべく、仮死の毒を使った計略を立てる。しかし、この計画は追放されていた「ロミオ」にうまく伝わらなかった。そのため「ジュリエット」が死んだと思った「ロミオ」は、彼女の墓で毒薬を飲んで自殺。その直後に仮死状態から目覚めた「ジュリエット」も、「ロミオ」の短剣で後追い自殺をしてしまいます。事の真相を知って悲嘆に暮れる両家は、ついに和解するのでした。
マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞した『ムーンライト』が、2017年3月31日より全国で公開されます。
マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年「シャロン」は、学校では「リトル(チビ)」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親「ポーラ」から育児放棄されていました。そんな「シャロン」に優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーの「フアン」夫妻と、唯一の男友達である「ケヴィン」だけでした。
やがて「シャロン」は、「ケヴィン」に対して友情以上の思いを抱くようになりますが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいました。そんな中、ある事件が起こります。
母親「ポーラ」役に『007』シリーズの<ナオミ・ハリス>、麻薬ディーラーの「フアン」役にテレビドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の<マハーシャラ・アリ>。監督は、本作が長編2作目となる<バリー・ジェンキンス>が務めています。
<亀梨和也>と<土屋太鳳>が共演し、<廣木隆一>が監督を務め、<三次マキ>原作の同名コミックを映画化した『PとJK』が、2017年3月25日より公開されます。
警察官(P=POLICE)と女子高生(JK)による秘密の年の差結婚を描いたラブストーリーです。
警察官の「功太」は合コンで大学生の「カコ」と出会い、2人は惹かれあいます。しかし、大学生だと思っていた「カコ」が実は女子高生だと知り、「功太」は「カコ」を冷たくあしらいます。互いの気持ちに気づきながら、警察官という立場から女子高生とは付き合えないと自制していた「功太」でしたが、「カコ」の一途な思いを知り、彼女と正々堂々と一緒にいられるようにと、「カコ」へ「結婚しよう」とプロポーズします。
「佐賀野功太」に<亀梨和也>、「本谷歌子(カコ)」に<土屋太鳳>、「大神平助」に<高杉真宙>、「矢口三門」に<玉城ティナ>、「永倉二郎」に<西畑大吾>ほかが出演しています。
大人の男女の官能的な恋愛を描き、第68回カンヌ国際映画祭(2015年5月24日)で<エマニュエル・ベルコ>が女優賞を受賞、第41回セザール賞(2016年2月27日 )主要8部門にノミネートされた<マイウェン>監督作品の『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』が、2017年3月25日より全国で公開されます。
スキー事故で負傷し、入院した弁護士の「トニー」は、リハビリに励みながら、心から愛した「ジョルジオ」との過去を振り返り、「ジョルジオ」という男はいったい何者だったのか、なぜ「ジョルジオ」と「トニー」は愛し合うことになったのかに思いをはせます。
10年前、かつて憧れていたレストラン経営者の「ジョルジオ」と運命的な再会をした「トニー」は激しい恋に落ち、意気投合した2人は電撃的に結婚。「トニー」は妊娠します。
主人公「トニー」役を監督として『太陽のめざめ』(2015年)を手がけた<エマニュエル・ベルコ>、「ジョルジオ」役を『ブラック・スワン』(2010年・監督: ダーレン・アロノフスキー) ・ 『美女と野獣』(2014年・監督: クリストフ・ガンズ)の<バンサン・カッセル>が演じています。
<河野裕>の青春ミステリー小説を実写映画化した前後編2部作の『サクラダリセット 前篇』が、2017年3月25日より全国で公開されます。
住人の半数が特殊能力を持つ閉ざされた街・咲良田。過去に体験したすべての記憶を保持する能力を持つ高校生「浅井ケイ」は、世界を最大3日分巻き戻す能力「リセット」を持つ「春埼美空」と行動を共にしていました。
「リセット」後の世界では「春埼美空」自身の記憶もリセットされてしまいますが、「浅井ケイ」の記憶はリセットされないため、2人が一緒にいれば世界を最大3日分やり直すことができます。2年前、「リセット」の影響で同級生の「相麻菫」を死なせてしまった「ケイ」と「春埼」は、咲良田の人々の様々な能力を組み合わせることで「相麻」を蘇らせることができるのではないかと考えはじめます。
主人公「浅井ケイ」役を 『ちはやふる』 (2018年・監督:小泉徳宏)の兵庫県神戸市出身<野村周平>、「春埼美空」役を、 『オケ老人!』 (2016年・監督:細川徹)の<黒島結菜>がそれぞれ演じています。前篇の鍵を握る能力者・魔女役に<加賀まりこ>が扮しています。監督は、 『神様のカルテ』 シリーズの<深川栄洋>が務めています。
<秋吉理香子>の同名ミステリー小説『暗黒女子』(2013年6月19日・双葉社刊)を、NHK連続テレビ小説『まれ』(2015年3月30日~)の<清水富美加>と『MARS ただ、君を愛してる』の<飯豊まりえ>のダブル主演で実写映画化された『暗黒女子』が、2017年4月1日から全国で公開されます。
聖母マリア女子高等学院で、経営者の娘にして全校生徒の憧れの存在である「白石いつみ」(飯豊まりえ)が、校舎の屋上から謎の転落死を遂げます。彼女の手には、なぜかすずらんの花が握られていました。真相が謎に包まれる中、「いつみ」が主宰していた文学サークルの誰かが彼女を殺したという噂が流れます。
「いつみ」から文学サークルの会長を引き継いだ親友の「澄川小百合」(清水富美加)は、「白石いつみの死」をテーマに部員たちが書いた物語を朗読する定例会を開催。部員たちはそれぞれ「犯人」を告発する作品を発表していきますが。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など数々のヒットアニメを手がけた<岡田麿里>が実写映画の脚本を初めて担当し、『百瀬、こっちを向いて。』の<耶雲哉治>監督がメガホンをとっています。
脚本家として『ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS』・『キツツキと雨』などを手がけ、俳優としても活躍する<守屋文雄>の長編初監督作品『まんが島』が、2017年3月25日より全国で公開されます。
絶海の孤島でマンガに情熱を傾ける中年マンガ家たちのサバイバルを描いた、異色の青春群像劇となっています。携帯電話の電波も届かない太平洋に浮かぶ孤島で、5人の売れないマンガ家が大自然の中でマンガに打ち込んでいました。
ある日、島と文明をつなぐ唯一の手段である船・長平丸の島への到着がなくなってしまいます。ハンバーガーを手土産に海を渡って島を訪れるマンガ雑誌の編集者も当然やって来ません。空腹にあえぎ、パニックに陥る5人のマンガ家たちに残されたのは、マンガへの情熱と狂気だけでした。
監督の<守屋文雄>のほか、『シン・ゴジラ』 (2016年・監督: 庵野秀明、 樋口真嗣)・ 『ローリング』 (2015年・監督:冨永昌敬)の<川瀬陽太>、『64』 (2016年・監督:瀬々敬久)・ 『深夜食堂』 (2015年・監督:松岡錠司)の<宇野祥平>ら日本映画界の名バイプレイヤー陣が出演しています。
動物だけが暮らす世界。コアラの「バスター」(マシュー・マコノヒー)が劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況でした。「バスター」は劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画するミュージカルアニメ『SING シング』が、2017年3月17日より全国で公開されます。
劇場を運営するコアラの「バスター・ムーン」は、以前は活気のあった劇場に輝きを取り戻すべく、世界最高の歌唱コンテストをプロデュースしようと考えます。感傷的に歌うハツカネズミや、内気なゾウ、25匹も子供がいるブタ、パンクロッカーのヤマアラシらが会場に集結してきます。
全ての人の中にある輝ける部分を見いだすことをテーマに、動物たちが歌唱コンテストで奮闘する姿を数々のヒットソングに乗せて描くミュージカルアニメです。劇場に活気を取り戻すために開かれた歌唱コンテストで、個性的な動物たちが思い思いの歌を披露する様子を映す。声の担当は、<マシュー・マコノヒー>、<リース・ウィザースプーン>ら俳優陣をはじめ、『テッド』シリーズでテッドの声も担当する<セス・マクファーレン>監督らが声を当て、なじみの深いヒット曲の数々に盛り上がります。
スマートフォンの通話やメールの履歴をさらけ出すゲームをきっかけに、夫婦や友人間にさまざまな疑惑が巻き起こっていく様を描いた、イタリア製のワンシチュエーションコメディ『原題:Perfetti sconosciuti』が邦題『おとなの事情』として、2017年3月18日より全国で公開されます。
新婚カップルや娘の反抗期に悩む夫婦、倦怠期を迎えた2人など、食事会に集まった7人の大人たちが、「メールが届いたら全員の目の前で開くこと」「かかってきた電話にはスピーカーに切り替えて話すこと」というルールを設定し、「信頼度確認ゲーム」を開始します。
ゲームが進むにつれ、夫婦間のもめ事や家庭の問題、仕事や性格についての悩みなど、7人の本当の姿が次々と露呈していきます。イタリアのアカデミー賞に当たるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞、脚本賞を受賞した作品で、<ジュゼッペ・バッティストン>、<カシア・スムトゥニアク> 、<アルバ・ロルヴァケ>らが出演しています。
2016年・第69回カンヌ国際映画祭で、『麦の穂をゆらす風』に続く2度目の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの<ケン・ローチ>監督のイギリス・フランス・ベルギー合作作品『わたしは、ダニエル・ブレイク』が、2017年3月18日より全国で公開されます。
イギリスの複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿が描かれます。イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く「ダニエル・ブレイク」(デイブ・ジョーンズ)ですが、心臓に病を患い医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしましたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいました。
シングルマザーの「ケイティ」(ヘイリー・スクワイアーズ)と2人の子どもの家族を助けたことから、「ケイティ」の家族と絆を深めていく「ダニエル」でした。しかし、そんな「ダニエル」と「ケイティ」たちは、厳しい現実によって追い詰められていきます。
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