日経平均株価(10月7日)終値3万9332円74銭
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7日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、午719円01銭(1.86%)01銭(1.86%)高の3万9354円63銭でした。堅調な米雇用統計の結果を受けた米株高の流れを受け、東京市場でも投資家のリスク選好姿勢が強まりました。
外国為替市場で円相場が円安・ドル高に振れたことで、自動車や機械など輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが入りました。取引時間中としては9月30日以来、1週間ぶりに心理的節目の3万9000円を上回りました。
4日発表の9月の米雇用統計は市場予想を大幅に上回り、米経済の軟着陸(ソフトランディング)期待が強まって先週末10月4日にダウ工業株30種平均株価が最高値を更新するなど、主要指数が上昇でした。米雇用情勢が底堅いとして米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が後退し、外国為替市場では円売り・ドル買いが進行。円安が進むと業績面で追い風となるトヨタやファナックなどの輸出関連株が買われています。
前場中ごろには海外短期筋などから株価指数先物に断続的に買いが入ったことで日経平均は指数を伸ばしています。ファストリは初の5万円台(終値5万0450円)を付け、株式分割考慮後の上場来高値を更新しました。ソフトバンクグループ(SBG)も値を上げています。
終値は、前週末比697円12銭(1.86%)高に3万9332円74銭で終えています。