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本日のオーナー会は、ベルビューのダウンタウンにあるオフィスにて。
講師はファイナンシャルプランの専門家で、生涯に渡る視点からお話して下さった。
内閣府の調査では、全国に70万人(出現率1.79%)と推計されるひきこもり。
秋田県北部に位置する藤里町で全戸調査をしたところ、
130人以上、人口の約9%が仕事に就かないで引きこもっているという
驚くべき実態が明らかとなった。
NHKのクローズアップ現代が報じていた。
町では若者を何とかしようと、先ず悩みを聞くことから始める。
戸別訪問してはカウンセリングをしようと試みるが、
「来なくて良い」と断られてしまうことが多かった。
それでは、と今度は外に引き出す作戦に。
若者が好きそうな娯楽やスポーツの場を設ける。
だが当日やってきた者は誰一人としていなかった。
どうしたなら仕事に就いてもらえるのか。
どうしたなら自分らしさを取り戻せるのか。
そして町の活性化につながるのか。
方向性を失い、挫折感にくじけそうになる町職員。
次に簡単な職業訓練の教室を設ける案内を戸別訪問して投函。
すると当日、教室は参加者で溢れていた。
かつてカウンセリングを拒んだ青年もそこに来ていた。
彼らは働く気がないのでも、能力がないのでもなかった。
就職活動を何度しても拒絶され続けた結果、
自分自身にすっかり自信を失い、
自分を責め、いつしか家に引きこもらざるを得なくなった。
内閣府調査の数値は皮相的なもので、
全戸調査をすれば全国どこでも10人に一人の引きこもり割合となった
藤里町の数値に近いものがあるという。
そして引きこもりの彼らは決して特別な弱い者たちではなく、
誰もが一つ条件が違えば、引きこもりになる可能性を秘めているという。
藤里町では、
簡単なボランティアやアルバイトのできる「中間的就労」の場を作ったり、
後継者不足の商店街復活に埋もれていた若い力を活用したりで、
すでに30人が職を得るまでになった。
彼らは働く機会さえあれば、すぐにでも働きたいと考えていたのだ。
埋れていた若い力や才能が引き出されて、
過疎化の町に新しい活性化の風を送っているのを番組は伝えていた。
きっと相手は、
その考えはこんなものだろう、
といかに我々は先入観を持って決め付けてしまいやすいことか。
その結果、相手とのギャップに直面しては無力な自分自身に失望してきた。
カギは、相手の真のニーズを知ることか。
知っているつもりにならないで。
この日、安倍首相がトルコへ今年になって2回目の訪問をした。
ダーダネルス・ボスポラス海峡を結ぶ海底鉄道トンネル開通式出席のためという。
アジアとヨーロッパを結ぶ鉄道は、
150年前のオスマントルコ時代からの悲願であったという。
箱型にしたトンネルを海底に沈めて繋げるという工法は、
日本の技術によるものだそうだ。
総工費の半分に当たる1500億円は円借款によるもので、
安倍さんも鼻が高いであろう。
同スピーチで、安倍首相は
「日本政府としても、1999年以来、今計画実現のために約15億ドル以上の円借款を提供し、この壮大な夢を実現するためのパートナーとなれたことは喜ばしい限り」
と述べている。
海底60mの地下鉄はわずか4分で海峡を結んでしまうという。
アジア側の街・イスタンブールは
オリンピック招致で東京に敗れた街として記憶に新しい。
トルコの首相は東京選出が決まった直後、
安倍首相の下に最初にお祝いに駆けつけてくれたという。
「今度は私が約束を果たす番です」
とご自分のFacebookに書き込んでトルコに向かった首相だった。
トルコと日本はかねてより親睦が深い。
リーダーの立ち振る舞いが、
両国間の関係進展に大きく影響を与えているのは確かであろう。
サンフランシスコは坂の多い街である。
この街ではニューヨークで見たようなレンタルバイクは発展しないだろう。
坂なら歩くに限る。
下り坂を楽に降りたところで、直ぐに上りとなるのだから自転車は難儀するはずだ。
都会でありながら、マンハッタンとはかなり異なる空気を醸し出している街。
人々がフレンドリーなのは、気持ちにも余裕があるからだろうか?
道を行き交う人たちも、カフェの軒先でコーヒーをすする人たちも、
お互いが調和しているように見える。
「隣は何をする人ぞ? ワシャ、しらん」
こういったものでなく、異なる階層同士でも互いに支え合いながらやっている感じ。
きっとマンハッタンは東京世界によく似ているのだろう。
「天使ガブリエルがマホメットに会ったのは何年だったか分かる?」
夕食の直前、長女がこんな質問を始めた。
「真実の事を言おう。天使ガブリエルは、
一度だってマホメットに会ってないよ。」
と私の回答。
「ウんーん」と、納得しない長女。
「学校の社会科の宿題をしているだけのことでしょ。
彼女たちは今、コーランとイスラム教の勉強をしているのよ。」
と、助け船を出す家内。
「コーランは人が作り上げたフィクションだ。
神が啓示された書である聖書とはそこが違う。
だから、コーランの中身は統一されてなく、矛盾点で溢れている。」
そのような私の偉大なレクチャーに耳を傾けることもなく、
長女は教科書を見ながらサッサと宿題の問題をこなして行く。
「へジュラが何年で、メッカは、、」と、独り言を言いながら。
「イスラム教徒のほとんどは、平和を求めるごく普通の温和な人たちよ。」
と家内。
「その通り。なぜなら多くのイスラム教徒は、コーランに忠実に従おうとはしないからね。コーラン通りを実践しようとする原理主義者は、殺人者にならざるを得ない。」と私。
「オー(T_T)」(また始まったか、という嘆息の家内)
「私たちは聖書を信じ、これを実践しようとする原理主義者であり、
その結果平和に生きる他ないね」と私。
「クリスチャンだって、
かつては聖書を持ち出して同じような殺戮の歴史があったよね」
と家内。
「それは聖書解釈が間違っていたからだ。正しい解釈ならそうはならないはずだ。
ところがコーランには、
"異教徒から土地を取り上げろ、イスラム教に改宗しない異教徒は殺してしまえ。
その戦いで殉死した者には天国が約束されている"
こんなことがはっきりと書いてあるんだ。」
いつの間にか私と家内との宗教談義となるが、それを尻目に問題用紙を進めて行く長女。
コーランには、聖書の教えもふんだんに取り入れてある。
マホメットが最後に現れた最大の預言者であると崇めている。
聖書時代から続く預言者の系譜に連なるものだと自称する。
もちろん、当時のキリスト教会はそれを受け入れることはできなかった。
激しく傷ついたマホメットは、キリスト教会への憎しみを募らせていった。
ところで、黙示録の最後には聖書を改ざんする者への厳しい警告の言葉がある。
聖書自体が、黙示録を最後に神からの啓示は終了していると告げている。
「天使からお告げを受けた」
「神からの言葉が降った」
「聖書以外にも、私に、ここに、神の啓示の言葉がある」
この様に語るものは全て、ニセ預言者である。
パイセイズパークに建つ米国第一号となった従軍慰安婦・記念碑。公共の場所に建つ碑は、
地域住民に関わるものであるべきで、日韓関係を持ち出すこと自体が疑問である。
ニュージャージーのPalisades Park と言うところにあるモニュメントを見に行って来た。
第二次大戦中、日本軍によって韓国人女性を強制的に性的奴隷として扱ったという従軍慰安婦制度を糾弾するものである。
今年に入って、従軍慰安婦の銅像がロスの郊外にあるグレンデール という街に設置された。
韓国人ロビー活動により、遠い昔の歴史が再編成されて日本弾劾の道具となっている。
全米の街にその従軍慰安婦像や記念碑を建てたいと声明を出している韓国人運動家の最初の成功が、
ここパイセイズ・パークのもので、設立が2010年。
普段は大人しい日本人&日系人もこの時は、
とばかりに立ち上がってグランデール市の公聴会は議論の応酬に盛り上がったとか。
その除幕式には物々しい警戒体制も敷かれたことから、
大きなニュースとなったのも記憶に新しい。
図書館敷地に立つそれは、隣にコミュニティーセンターの併設されている静かな住宅街にあった。
その街の人口の約半分が韓国人で占めらているそうである。
どういう歴史観を自身の内に構築させていくかは、
立場により左右されるところがあるのは確かだ。
日本人であるのか、韓国人であるかによって、
この従軍慰安婦問題を初めとする歴史観が異なるのは止むを得ないことであると考える。
ところが、さらに重要なことがあるのを確認したい。
それは歴史に対する見方、認識という己の歴史観をひとまず側に置き、
歴史の史実そのものを真摯に見つめる姿勢である。
次の動画は米国人によって編集・作成されたもので、史実がどうであったかを知るのに役立つ。
「米軍報告書1944年」というもので、
テキサスおじさんが、
ワシントンDCにまで資料を取り寄せて事の真相を明らかとした。
「慰安婦=性奴隷」という
プロパガンダから米国一般市民を守るための、このような真摯さを買いたい。
動画は
http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4
報告書はこちら
http://texas-daddy.com/comfortwomen.html
ブエナパーク市フェイスブックページもまた、参考にどうぞ。
(この街も記念碑設立にかなり動いたのですが、良識ある米国人によって阻止されています。)
https://www.facebook.com/BuenaParkMemories
オリンピックの際のロゴマークともなった、インディアンデザインの石。
この日はカナダ・ヴァンクーバーにて、宣教師のIさんと夕食。
彼女は日本の社会人や留学生をお世話されながら伝道をしておられます。
ホサナ教会がサポートをしているキース&セイラ宣教師ご夫妻(札幌)の
紹介で彼女と初めてお会いしたのが3年ほど前。
Iさん曰く、
「私のミニストリーをハチャメチャにしている要因」
であるカナダの移民政策について知りました。
カナダは米国と比べて外国人の滞在ビザ交付条件がかなり緩いです。
米国では、4年生大学を卒業した留学生に1年間の就労が認められる、
プラクティカル・トレーニング・ビザがあります。
それとてスポンサーとなってくれる雇用先を見つけるのは至難のことで、
多くの学生は夢半ばにして帰国せねばならないのが実情。
国境線をまたいだカナダでは、
ワークホリック・ビザがあり、
30歳以下であれば誰もが入国出来、就職も自由となっています。
その緩さが、Iさんを超多忙にさせているとのこと。
ワーホリの申請時に30歳の誕生日前ならビザは発給されるため、
33歳の人もいます。
その30から33歳までの人たちは
ギリホリ(ギリギリのワーホリ所有者)
と呼ばれているのだそうです。
そう言えば、カナダでは美容師・理容師免許は必要ありません。
学校を出て(あるいは出なくとも)、誰もが簡単に美容店で働くことができます。
お客が付くかどうかはその人の腕にかかっていて、
政府発行の証明書はないのです。
米国では美容免許が就労には必要です。
それも州によって免許証が異なりますので、
州をまたいで引っ越すと、
新たにその州の試験を受けて免許を取り直さねばならなくなります。
数年おきの免許更新時にも試験が課せられます。
Iさんとの会話の詳細はここで公表出来ませんが、
陸続きの国境を超えただけで
社会の様子がガラッと変わってしまう事例を見せていただきました。
その社会は移民政策に多くを負っていることも。
S.Fベイエリアにはイラン料理の店が多く見られます。
「ペルシャ料理」と銘打っているところが多いです。
地中海料理の中ではお勧めです。
イランは中東でもアラブ諸国とは趣を異にしている。
紀元前数千年の昔から、
ペルシア帝国を築き上げ当時最新の建築技術で他を圧倒していた時期もある。
先日の大統領選挙で保守穏健派のロウハニ師が当選したことも、
イラン社会にある底力を見せてくれた様に感じている。
保守強硬派のアフマディネジャド大統領は
イスラエルへの暴言を繰り返し、
核開発を強行したため、国際社会で孤立した。
西側からの経済制裁はイランの国民に耐えがたい苦難を強いた。
今回の選挙結果は、その大統領路線に民意がノーと判断したものである。
昨今の「アラブの春」騒動に見られるように、
暴動やクーデターが頻発している中にあって、
正当な選挙によって暴君を引き降ろすことができた。
自己変革の力を見せてくれたように思う。
改革派が選挙活動をほとんど封殺されたという現状で、
第1回投票から過半数という圧倒的な数で従来の路線が否定され、
その選挙結果が穏便に政権交代に移行して行ったのは、
ペルシア人の民主主義に基づく民度の高さ故とみて良いと思う。
国土の広さや人口(7500万人)、資源だけでなく、
歴史的・文化的厚み、民度の高さ(今回のような自己変革していく力)から、
イランは強力な中東パワーになれる条件を備えている。
ただこれは国際社会との融和の中でこそ可能なはず。
特にイスラエルとの平和共存を新政権が模索することを期待する。
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