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つれづれなるままに

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後藤健二さんの死は無駄でない⑴

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後藤健二さんの死は無駄でない⑴ 後藤健二さんの死は無駄でない⑴
先ず、後藤さんをよく知るあるメディア関係者の投稿を紹介します。

「昨年10月末にシリアに渡航したとされる後藤さんからは、ちょうどその時期、毎月1回の掲載を予定していた連載コラムの最初の寄稿「戦争に行くという意味」を頂きました。これが最初で最後のコラムになってしまうとは、想像すらしていませんでした。
後藤さんの霊は、今、神様の御許(みもと)にあります。数カ月にわたる恐怖、不安から解放され、安らぎを得ていることでしょう。
「そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。『見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである』」(黙示録21:3〜4)
聖書は、天国についてこのように語っています。後藤さんは、たくさん流した涙がぬぐい去られ、悲しみも嘆きもない場所にいるのだと思います。
しかし、この世に残された私たちには、それを知りつつも、後藤さんを失った悲しみが残ります。もう後藤さんにこの地上で会うことができないのか、彼の口から話を聞くことはできないのか、もう二度と別れの握手を交わすこともできないのか・・・。
後藤さん、どんなに苦しかったでしょう、どんなに寂しかったでしょう、どんなにつらかったでしょう、どんなに無念だったでしょう・・・。
昨年5月のインタビュー記事を何度も読み返しました。あの時もシリアに向かう前日でした。「今回は、今までで一番危険かもしれない」。そう言って、少し緊張した横顔を見せた彼を今も忘れません。それでも、数週間後に帰国した後藤さんは、いつものように時折SNSやメールを通して連絡をくれました。テレビでの出演も多く、元気で活躍している姿に安堵したものです。
別れ際はいつも「気をつけてくださいね。またお会いしましょうね」と声を掛けました。後藤さんは決まって「大丈夫。無理はしないから。またお会いしましょう」と笑顔を見せてくれました。そう、あのシリア入国前に見せた「必ず生きて帰りますけどね」と語ったあの笑顔です。誰にでも安心感を与えるような温かなあの笑顔に、もう会うこともできないと思うと、寂しさで胸が張り裂ける思いです。
インタビュー記事の中で、「もし、取材先で命を落とすようなことがあったとき、誰にも看取られないで死ぬのは寂しいかなとも思いました。天国で父なる主イエス様が迎えてくださるのであれば、寂しくないかな・・・なんて、少々後ろ向きな考えで受洗を決意したのは事実です」と語っていた後藤さんを思い出します。この言葉を話し終えた後、少しだけ寂しそうな顔をして、クスッと笑ったように見えました。昔のことを思い出して恥ずかしかったのか、それとも「そんなこと、起こるわけないだろう」と自答したのか・・・。
荒い岩砂漠の土の上にひざまずき、ナイフをかざされ、死を前に何を祈り、何を思ったのか・・・。今は、推測しかできませんが、少なくとも彼が最期に遺した「この内戦が早く終わってシリアに平和を・・・」という言葉に嘘はないと思います。
「関心を持ち続けてほしい。シリアで起こっていることは、『遠い国で起きていることで、われわれ日本人に関係ないこと』ではないということを忘れないでほしい。なぜ僕がカメラを向けたときに、シリアの人々は話をしてくれるのか? それは、彼らがその映像を通して、日本にいる人たちに訴えたいことがたくさんあるからなのです」と、多くの講演会で後藤さんは語っていました。
彼が命を懸けて伝えたかったのは、イスラム国の恐ろしさでも、政府への不満でもなく、「なぜ、こんなことが世界で起きてしまっているのかを真剣に考えてほしい」ということではないかと思うのです。「分かち合い・奉仕・愛」の気持ちが世界中の人にあれば、あんな残忍な事件は起きないはずです。われわれ一人ひとりにできること、それはあらゆる状況下で暮らす人々のことに「関心」を持ち続けること。そして、隣人を思い、祈ることだと思います。
「後藤さんはキリスト者ですか?」と、初めて聞いた時のことを思い出します。「そうです。不敬虔極まりないキリスト者ですが・・・」と、照れたように笑った顔。
 後藤さん、あなたは不敬虔なキリスト者なんかじゃありません。立派なジャーナリストであり、立派なキリスト者でした。私たちは、あなたを誇りに思います。
「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハネ15:13)
後藤さんと天国で再会する日を期待して。新聖歌508番「神共に在(いま)して」を心静かに賛美します。
また会う日まで また会う日まで
神の守り 汝身(ながみ)を離れざれ」


以上はクリスチャニティトディの記事からの引用でした。
……………………………………………………………………………………

後藤健二さんが人質となって身代金を要求されて以来、
この件に関するニュースがどの日本メディアでもトップとなっているようです。

処刑されて以降は主な関心先が、国内外の邦人保護であるようです。
テロリストらが日本人一般を標的にするような表現があったため

いかに未然にテロや誘拐を防ぐか、
安部さんは「指一本も触れさせない」なんて勇ましくもおっしゃいました。

世間の関心が平和と安全構築に向かう中で確認したいことを
上の記事はついているように思いました。

それは後藤さんの視線の行き先です。
その優しい眼差しは
最大の戦争被害者である子どもたちに向けられていたようです。

彼らが直面している現実の困難さとはどういうものか…
その中にあって、どんな生活をしてどんな顔をして生きているのか…

大人たちが始めた紛争に平和な国に暮らす我々はどう向き合い、
どう行動を起こすのか…

そんな問いかけを彼は報道を通じて
我々に投げかけてくれているように思えるのです。

この問いかけに我々が真摯向き合うとき、
彼の死は無駄ではなかったと言えるような気がしています。


#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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帰って来てください!

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帰って来てください! 帰って来てください! 帰って来てください!



イスラム国に人質として捕縛されている邦人二人。

身代金の2億ドルの支払い期限72時間が、
刻一刻と過ぎ去ろうとしている。

これまでその身代金を政府が支払うべきかどうか議論が沸騰した。

自己責任でかの地へ行ったんだから…
人道上、命の値段には変えられない…
テロリストに援助することつながる…
避難民救済支援金の2億ドル拠出を保留すべきだ…

どの論ももっともであるだけに
簡単に結論が出て来るものではない。

ジャーナリストの後藤さんは私と同年代で
ご家庭には私の娘とどう年齢の娘さんがいらっしゃる。

決して他人事とは思えない。

ああ、本日何時手を休めて神に祈ったことだろう…

「彼らを救出させてください」
「テロリストたちが誤解と過ちに気がつきますように」
「救出活動に関わっている全ての人たちに知恵と判断力が与えられますように」
「主からの平安と守りとが今この時、与えられますように」
「福音を知らない湯川さんに永遠の希望の知らせが届きますように」

安部総理は
「テロには屈しない」
「人命救助を最優先する」
と言って奔走しておられる。
私もこのスタンスに賛成します。
両者はテロリストにとって両立できないもののように見えます。

が、神に不可能なことはないのです。
人事が尽きた時、私たちには天を見上げることしか出来ません。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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阪神淡路大震災20周年を迎えて

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リスボン大地震による火災と津波... リスボン大地震による火災と津波によって破壊されたリスボンの市街 震災後、廃墟と化したリスボン市... 震災後、廃墟と化したリスボン市街と、郊外のテントで暮らす市民たち。中央には略奪者に対する見せしめとして立てられた絞首台が見える ポンバリーナ様式の耐震構造 ポンバリーナ様式の耐震構造 リスボン地震の推定震源地 リスボン地震の推定震源地



阪神淡路大震災が20周年を迎えました。
これに伴い、ある日本のTV番組がリスボン大地震を特集していました。
………………………………………………………………………………………

1755年、
マグネチュード8.5〜9.0ほどの東日本大震災と同程度の地震がリスボンを襲った。

建物の倒壊で即死した人だけで約2万人とされる。
込み入った瓦礫の山を避けて河原へ避難した人々を巨大津波が飲み込んで行く。

さらに教会の蝋燭から出火した火災が街を覆い
リスボンはほぼ全域が灰塵となった。

そのリスボン大地震の起きた11月1日は諸聖人の日。
人々は教会でのミサをしていた午前中に襲われた。

カトリックのイエズス会のある聖職者が著した
「地震の真の理由について」には次のような記述がある。

「地震は偶発的な事象でも自然の現象でもない。
神の大いなる裁きなのだ。神は大いに怒っておられる。
…膝まついて祈りをささげよ。」

当時の社会では地震の原因は科学的に解明さておらず、
一般民衆は聖職者の言葉に従うしかなかった。

それゆえ、復旧の機運が高まらなかったという。

倒壊した建物と放置された怪我人たち……

そんな中でポンパル侯爵 (ポルトガルの宰相)の政策が脚光を浴びる。
彼は、傍若無人の中で一人立ち上がった。

地震の3日後に具体的な救済策を文書によって発令する。

①被災者に食料を届けよ。
国じゅうから救援物資を取り寄せ、価格統制をして高騰を防いだ。

②伝染病対策
街頭に野ざらしとされている大量の死体を海に流すように命じる。

③治安対策
窃盗たちを街の広場で公開処刑することにより犯罪を抑制した。


リスボン地震は国際的な援助の先駆けともなったという。
イギリス、フランス、ドイツからは食料、靴、テント資材などが届けられる。
9千程のテントが仮設住宅として建てられた。

その後、災害への対策を講じた防災都市建設に着手。

防火対策として
道幅の広い碁盤の目のような都市の再開発。

鳥かごのようなX形の骨組みと防火壁で建物を補強。

カトリックの天罰説に対して、合理主義的な考え方も生まれていた。
「地震は自然が起こしたものでやがて科学で解明できる。」
(カント)

リスボン大地震はこうして建築や科学はもちろん、
人間の考え方にまで大きく影響を及ぼすものとなった。

…そして阪神淡路大震災研究グループが昨年11月にリスボンを訪問した。

その代表者曰く、

「リスボンは地震でものすごいものを失ったが
それに代わる新しいものを創り出した。

創造的な復興……

安全な街を作るために学問、思想、事実を生み出して
それによって地震を克服して行く、それが本当の復興ではないか」

…………………………


20年を経た阪神淡路大震災。
これからも教訓を生かした、
創造的な復興を遂げるものとなりますように。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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お見事な仕事ぶり

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お見事な仕事ぶり

カナダ・リッチモンドの交通取締官の仕事振りには恐れ入ってしまう。

駐車無料となる時間帯まであと1時間ほどあった。
駐車券販売のブースを探すが見当たらない。

仕方なく、1時間だから…、ということでそのままホテルへ。
(良く警告版を読めば許可証の必要な路上であって駐車券は販売していないはず)

その1時間以内に取締官のが来て反則キップを置いて行ってくださった(≧∇≦)

翌朝、駐車禁止時間帯を8分すぎた段階でさらにもう一枚の反則キップ(≧∇≦)

一夜にして2枚もの反則キップを頂戴する特権に授かってしまった。

この街の交通局の仕事熱心ぶりにはただ驚愕するばかりである。

怠惰な米国交通局の仕事振りに慣らされている身には痛いほどのお灸となった。

米国では午後5時を過ぎれば、
そして朝も9時にならなければ取締官も仕事を始めないとばかりに、
皆さん平気で駐車しているのに。

恐れ入り奉りました(*^◯^*)

早速、反則金をネットにて支払わせていただきます。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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平和がセントルイス・ファーガソンに

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セントルイスダウンタウンの街並 セントルイスダウンタウンの街並 平和がセントルイス・ファーガソ... ファーガソンでの暴動。Jill... ファーガソンでの暴動。Jillの家はこの数ブロックにあり、私たちの宿泊も危険ゆえ不可能となり、変更。 警察官のJillと奥様は教会を... 警察官のJillと奥様は教会を支えている柱。 ベイデン教会の礼拝の様子 ベイデン教会の礼拝の様子 ベイデン教会には、白人と黒人の... ベイデン教会には、白人と黒人の主にあるハーモニーがある。
高橋先生ご夫妻とともに。
セントルイスで18歳の黒人少年が白人警察官によって射殺された事件。

この日、陪審員裁判により警察官を不起訴にする判決。

人種差別であるとしてセントルイスには抗議行動のデモ、
暴徒化した群衆による商店からの略奪等の暴動が発生。

数週前にそのセントルイスへ行ったばかりである。

射殺事件のあった地域を始め市内を巡って、ホームレスへ給食配布。
ベイデン教会のミニストリーに加わった。

日曜のベイデン教会でお会いしたJillという白人警察官。

あの時の暴動では、彼の運転しているパトカーが投石を受けてボコボコにされた。
その暴動現場から数ブロックしか離れていない彼の家は危険すぎるため、その後引っ越しの予定であると聞いている。

ベイデン教会の家族、市民の皆さんに主イエスの平和が速やかに訪れますように。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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オリンピアでセントルイスを思い出しました

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Wired(おかしげ) なだけ... Wired(おかしげ) なだけに、
こう言った呼びかけサインが必要になるのでは?
ダウンタウンのあちこちに見かけ... ダウンタウンのあちこちに見かける刺青ショップ オリンピアでセントルイスを思い...


ワシントン州の州都はオリンピアである。
シアトルから5号線ハイウエイを1時間ほど南下したところにある。

州都には、知事が常在しているし議事堂が置かれているので政治の中心ではあるが、
経済的に華やかな街ではない。

シアトルと比べて、10分の1にも満たない小さな街にお見受けする。

ダウンタウンを歩いていても、古びた建物ばかりが目立つ。
ファンキーな街並み。

先週のセントルイスを彷彿とさせる。
シアトル界隈でいうと、フリーモント地区のような感じ。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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1日も早い帰国を

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13歳で青春を奪われたままのめ... 13歳で青春を奪われたままのめぐみさん 双子の弟と両親の5人家族です 双子の弟と両親の5人家族です

北朝鮮による拉致被害者の調査報告がありました。

「報告」とは呼べないお粗末なもので、
何ら手掛かりになる情報のないまま「平壌で話がしたい」とのこと。

いつながらかの国の誠実さのカケラもない仕打ちに腹立たしかったり、
無力感を味わったり、、

横田めぐみさんは、1977年11月15日、新潟から忽然と姿を消しました。
当時、13歳で中学校1年生。

バトミントンの練習を終えての帰路、
海岸から船に乗せられて連れ去られてしまいました。

彼女は私と同じ年で今年50歳になります。

私は中学1年の時、どうしていただろう?

教科毎に代わる教師と教えられる事の目新しさに興味が尽きなかったり、
複数の小学校から寄せ集まった新顔の学友達に慣れるのに苦労したり、、、

思い出すにも苦労する遠い昔のあの時からずっと異国に暮らすめぐみさん。
人の半生をすっぽり搾取するだなんて、、、

その理不尽な仕打ちに言葉がない。

その消息だけでも正確に伝えて欲しい。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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イスラム国の蛮行に何ができるか

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ISはシリア中部・ホムス県にあ... ISはシリア中部・ホムス県にあるガス田を襲撃し、このガス田の作業員およそ270名を集団処刑した。さらにその後、多数の民間人や政府系職員、治安部隊の隊員を集団処刑したとされる。


イスラム過激派組織 イスラム国(IS)の蛮行が報道されています。

イラク北部やシリアで独立国家宣言をして勢力を拡大、
一時期はバクダットに進行する勢いを見せました。
  
他宗派の人々にイスラムへの改宗を迫り、
従わない場合は斬首すると言う新聞報道に、

中世に「剣かコーランか」と迫った
イスラム教徒による領土征服の快進撃を思い出させます。

私は当初、それは限られた一部での極端な報道なのだろう、
と高をくくっていたのですが、

彼らの支配地域で組織的に横行している虐殺は、
目を覆うばかりの非常な現実であるのをあるサイトから知ることができました。


イラク第二の都市といわれるモスル。

旧約聖書に出てくる古代アッシリア帝国の首都ニネベのあった町とされ、
そこには古くからキリスト教徒の村落がありました。

過去形で書いたのはISが当地を征圧して以降、
おぞましい残虐行為によってキリスト教徒の共同体は破壊され、
クリスチャンは皆無となったからです。

http://www.asiapress.org/apn/archives/2014/0/29091207.php

ISは町々を襲って組織的な虐殺を行っています。
あるサイトの映像を見たのですが、子供までもが斬首されています。

女性はレイプされた後に斬首され、
男性は首のない胴体だけが逆さまにされて足首から吊るされている写真です。

米国人ジャーナリストが処刑される直前のビデオがTVで報道されました。
その後、彼は生きたまま首をナイフで切断され、
その首は胴体に乗せられた動画もありました。

おぞましいこれらの動画や映像はリンクできません。

ある町では6歳くらいと思える女の子の首のない胴体が道路に放置されてました。
その子の父親がその首のない胴体を抱きかかえながら狂乱状態に陥っている様子、、、

これが21世紀の地上で行われている現実であると思えません。

彼らはイスラムに改宗するか、人頭税を支払うか、死ぬかの選択を迫り、
人々を文字通り虫けらのようにして虐殺していくのです。

イラクの少数派ヤジディ教徒は村を抜けて山岳地帯へ逃れました。
そこでは家屋も食料も水もなく、飢餓や脱水状態が蔓延しています。

力尽きた子供たちが岩地に死体となって寝かされている映像もありました。


米国が自国民保護と人道救援見地からイスラム国への空爆を行っていますが、
更なる介入を視野に入れるべきではないかと考えます。

オバマさんが、「米国は世界の警察官であることを止めた」と宣言して以来、
中東地域やアフリカでの蛮行は加速するばかりです。

そこでは、
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した」
とある日本国憲法前文の前提は通用しません。

外国が平和を愛し、公正と信義を尊重する人々ばかりではないからです。
海に囲まれたアジアの極東ではイスラム国の非道な蛮行を耳目することだけで、
直接攻撃にさらされることはないでしょう。

それゆえに対岸の火事として終わらせてよいものなのでしょうか。

自国だけが平和で豊かさを享受できればよいとするスタンスから
一般国際社会とは異なる常識が生じ、
「平和ボケ」といわれてしまうのではないでしょうか。

憲法前文には次のような名文もあります。

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、
名誉ある地位を占めたいと思ふ。

われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、
平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」

「思う」「確認する」が観念だけの作業でなく、
現に専制と隷従に苦しんでいる方々に届く具体的な行動指針を
考えなくてはならないのではないでしょうか。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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自衛隊創設60周年

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自衛隊創設60周年

今年、自衛隊は創設60年を迎えるのだそうだ。
7月に集団的自衛権が合憲であるとの解釈変更の閣議決定が成された。

そのような流れゆえだろう、
NHK特集で自衛隊の幹部候補生学校を取材していた。

入学式の際に校長が披露した一つの箴言が心に留まった。

「大いなる精神は
静かに忍耐する。」

ドイツ人哲学者シラーの言葉だそうだ。

これは同校OBである元陸上自衛隊幕僚長(陸上自衛隊トップ)の
宮澤氏から校長に贈られたものであるという。

その宮澤氏が自衛隊に入った1960年代は安保闘争の最中。

「国のために」という純粋な青年の志を挫くかのような冷たい視線が世間にはあった。
「税金ドロボウ」と罵られることもあった。

そのような理不尽にも堪えて志を全うするように、
と若かりし宮澤氏が教えられた言葉であったという。

今や、3・11の災害救助活動や海外での現地視点に合わせた復興援助に
高い評価を得ている自衛隊。

それでも、20代青年の清い志を砕くような理不尽さに遭うかもしれない。
その時に思い出して欲しい言葉として校長は訓辞した。

「幹部自衛官としての高い志、すなわち大いなる精神をもって
平和な時代に理不尽と思われる環境さえ適合するしたたかさを持つ
静かに忍耐することを望みます」

実に含蓄ある言葉である。




#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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世界の縮図、マンハッタン

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歩道からはみ出して活況の中国人... 歩道からはみ出して活況の中国人街 世界の縮図、マンハッタン このポリ袋がやがて山となって積... このポリ袋がやがて山となって積まれる ゴミ収集車が来るのは日に2回! ゴミ収集車が来るのは日に2回! 57丁目からのセントラルパーク 57丁目からのセントラルパーク イタリアレストランにてランチ イタリアレストランにてランチ 観光客のための馬車 観光客のための馬車 摩天楼の並ぶミッドタウン 摩天楼の並ぶミッドタウン


今回の宿舎は中国人街のど真ん中にある。
毎朝と毎夕、街路を歩いて地下鉄駅まで行かねばならない。

街路を埋め尽くしているのは飲食店である。
指圧とか足裏マッサージの店も多い。

お世辞にも綺麗とは言えない場所。
悪く言えば猥雑、よく言えば活気のある所。

一夜に排出されるゴミの量は半端でない。
各店舗前の歩道には大型のポリ袋に詰められたゴミがわんさと並ぶ。

それによる悪臭も街中を覆い尽くしてしまう。
午前と夜の一日2回、ゴミ収集車がやってきてはその袋を拾いあげて行く。

こういった区域が10ブロック四方以上に広がる中国人街。

地元の新聞を目にすると
ホテルから至近距離にある閉鎖された中国レストランの経営陣たちが提訴した記事を発見。

衛生管理不備ためニューヨーク市から営業停止に追い込まれたレストラン。
その店舗の改修にオーナーが応じなかったとして争っている。
汚水にはネズミの腐乱遺骸が多数浮かんでいた、
なんていう強烈な目撃情報を暴露して訴訟を起こしている。

恐ろしいお話( ̄▽ ̄)
すでに夕食を2回、この街のレストランでいただきましたが、、、、、大丈夫???

そんな中国人街もマンハッタンの広い世界の一部でしかない。

地下鉄に乗って南に10分も行けば世界経済・金融の中心地であるウオール街があり、
北に20分も行けばファッションやビジネスの街、57丁目である。

ホテルロビーで会った西洋人が聞き慣れない言葉を話していたので
聞いてみるとイタリアからの観光客であるという。

そう言えば中国人街に隣接してリトル・イタリアがこの近くにある。

人種のるつぼ、貧富の差、持てるものと持てないものの格差。
マンハッタンでは、世界の縮図を見るようである。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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