ピークな時に、とりあえずすべき仕事を終わらせ、急いでイベント会場へ。 どんなイベントだったのかと言うと、 「自分のキャリアを話してみよう」 という会。それも若年層は参加なし。自分の年代以上の方の限定でした。 それぞれに自身のキャリアを話し、自分も前職のこと、 パイプ加工で硫酸まみれになって毎日手を真っ赤していたこと、 バイトでパン屋さんにいたこと。色々話しました。 印象的だったのが、50代で転職がほぼ決まり、ギアを入れている方、 もう少しで契約満了で悠々自適生活の準備をしている人もいれば、 プロジェクトXもビックリな開発ストーリーを聞くことができたり。 こうして、聞いていると「自己開示」の大切さを改めて思いました。 この「ナポさん」というニックネームも名付け親いることもそうだし、 どのようにつけられたのかも自己開示の一つなのです。 「自分はこうゆう人です」 ということを話すことが、最近少なくなってきた気がします。 サラリーマン時代は「飲み会」という手段で周りの人の人となりを知ることができ、 それでお互いの理解を深めることができていたのでは無いかなぁと自分は考えます。 自己開示って勇気がいるのだろうと考える方もいると思います。 思えば、8年前、小さなカバンとスーツ1着を持って、金沢駅の 高速バスに揺られながら大阪駅についたのは、午前6時ぐらい だったと思います。 希望なんてない、不安だらけでした。当時は大阪駅は改装中で、 休む場所もなくすぐに塚本駅を降り立ち、大阪生活がスタートしました。 狭いアパート、となりは兄弟ケンカで夜中もうるさい・・・。 そんな状態から自分ができたことは、 「自己開示」 しかありませんでした。 自己開示をして周りに存在を認めてもらうことからスタートで、 武器なんてない。0からスタートでした。 一緒にいるメンバー、上司、ユーザー、に認めてもらうことを 考え、頼りになるの自分のみ。助けを借りることは無理。 とにかく前にすすみ、めげようが、くじけようが、稼働時間が 月280時間越えようが、自己開示をして自分の存在を示すことを ひたすらやりました。 そして今、ちょっとづつ大阪でお話しさせていただける方も増え、 振り返ると宝物を手にしていた。そんな感じです。 このブログも「振り返り」と「自己開示」を目的としてはじめました。 「自己開示」大切です。自分は何者かを話すことができれば 別の道が開かれると自分は信じています。 「叩けよさらば開かれん」 ですね。