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おたすけおじさんの ビックバンド お話 その3

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おたすけおじさんの ビックバン...

2004.10.29 今日は、ビックバンドのお話 その3 をいたします。


 


おたすけおじさんの ビックバンド お話 その3


 


こんにちは サックス奏者の皆様


今日もビックバンドの最前列に位置するサックスセクションについて書いてみたいと思います。


 


● ビックバンドの秘密? サックスセクションの役割・醍醐味は?


サックスセクションは、メロディーを主に受け持つセクションです。


このメロディーを歌うように吹いて、バンドを引っ張っていくことが主な役割です。


アルト、テナー、バリトンと3つの楽器のセクションですので、音域も広く、それぞれの音色が微妙に混ざり合い、とても厚いハーモニーを奏でることができます。


5人の歌い(吹き方)がピッタリ合って、気持ちのよいハーモニーを奏でれば、聞いている人を圧倒させたり、気持ちよく音楽の海の中に漂わせることができます。


メロディー以外のオブリガートやハーモニーのときも、他のセクションやボーカルのメロディーのバック、ソロのバックのときも、主人公を見事に引き立たせるのもサックスセクションの役割です。


お勧めのサックスセクションとしては、ケニークラークとフランシーボーランドというビックバンドのサックスセクションは、大蛇がうねるような分厚い、素晴らしいサックスソリを聴かせてくれます。


ビックバンドではありませんが、スーパーサックスというビックバンドと同じ編成のサックスセクションが、チャーリーパーカーのソロを、見事なアンサンブルで聴かせてくれます。


サックスセクションの醍醐味は、この5人で奏でるサックスソリにありますね。


そして16分音符が沢山入っていて難しい譜面が多いのも、サックスセクションです。


 


● サックスセクションの苦手 (私のバンドだけ??) と その克服方法


苦手なのは、ブラスがよく担当する、リズムパターンを吹くことではないでしょうか?


通常はメロディーが多いため、歌い上げたり、少しレイドバック(フレーズの中でリズムに対して遅く吹くこと)することが多いため、リズムパターンは、どうしても苦手な部類に入ります。


テナーやバリトンになると、音が低いため、音の立ち上がりが悪いことも原因だと思います。


もちろんプロの演奏では、そのようなことはありませんが、私のようなアマチュアビックバンドでは、往々にしてこの傾向があります。


メトロノームを鳴らしながら練習してみると、早くなったり、遅くなったりしているのがよく分かりますので、アンプを使い音を大きく出してバンド全体で練習してみてください。


きっとメトロノームが早く感じたり、遅く感じたりするところがあると思いますよ。


これはとてもうるさいですが、お勧めの練習方法です。


 


今日は、サックスセクションの役割・醍醐味 と 苦手 というお話しでした。


次回は、サックスセクションそれぞれの楽器の役割をお話しいたします。


 



◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。


◆ 皆様のご質問をお待ちしています。 woodwind@tobikiri.net ← ここをクリックしてメールでご連絡ください。 このブログでも紹介させていただきます。


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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。 いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。 とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。 (このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、 woodwind@tobikiri.net  ← ここをクリックしてメールでご連絡してください。)


 



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おたすけおじさんの ビックバンド お話 その2

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おたすけおじさんの ビックバン...

2004.10.27 今日は、ビックバンドのお話 その2 をいたします。


 


おたすけおじさんの ビックバンド お話 その2


 


こんにちは サックス奏者の皆様


今日もビックバンドについて書いてみたいと思います。


 


● ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの?


ビックバンドは、前から、サックス5人、後ろにトロンボーン4人、一番後ろにトランペット4人、左側には、ギター、ベース、ピアノ、その後ろにドラムが1人ずつ並んでいます。


サックス、トロンボーン、トランペットの座り方には、決まりがあるんです。 (例外もありますが・・・)


 


では、サックスの5人ですが、向かって左から、フォース(4番)テナー、セカンド(2番)テナー、リード(1番)アルト、サード(3番)アルト、バリトンサックスと並んでします。


バンドによっては、サードアルト、セカンドテナー、リードアルト、フォーステナー、バリトンサックスの順番で並んでいるバンドもあります。


トロンボーンは、左から、セカンドトロンボーン、リードトロンボーン、サードトロンボーン、バストロンボーン(ベーストロンボーンとも言います) と並んでいます。 向かって右側のトロンボーンは、低音を受け持つため、通常のテナートロンボーンより大きな、バストロンボーンを使っています。


トランペットは、左から、セカンドトランペット、リードトランペット、サードトランペット、フォーストランペット の順です。 このセクションだけは、全て同じ楽器ですね。


 


向かって右側には、バリトンサックスとバストロンボーンがいるわけですが、これは同じ低音を受け持つ楽器が並んでいた方がやりやすいからなんです。


二つの楽器とも、自分のセクションと違うことをやることが多いんですね。


ベースと同じフレーズだったり、バリトンサックスがトロンボーンセクションと同じことをやったりします。


まっ、これはアレンジャー次第ですが、低音楽器を上手く使いこなすアレンジャーは好きですね。


 


今日は、ビックバンドの秘密? 座り方に決まりはあるの? というお話でしたが、ビックバンドの不思議が少し分かっていただけましたか?


次回は、サックスセクションの話をもう少し詳しくお話しいたします。


 



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おたすけおじさんの Q15タンギングのとき下あごに力が入ってしう お話

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おたすけおじさんの Q15タン...

2004.10.25 今日は、Q15タンギングのとき下あごに力が入ってします のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの Q15タンギングのとき下あごに力が入ってしう お話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


先週は、ビブラートお話をしました。 奇麗なビブラートをかけるのには、練習です。 先週日曜日に久しぶりにリードアルトサックスを吹きましたが、テナーサックスと同じ間隔で行なうと、ビブラートが大きくなってしまいますので、慣れるまで少し時間がかかりました。 ソプラノやアルト、テナー、バリトンサックスと種類がありますが、音の高い楽器になればなるほど、ビブラートのかけ方に注意しないと、演歌サックスになってしまいます。 逆に音の低い楽器では、音程差の少ないビブラートでは効果が出ないということになります。 演歌サックスを、悪いといっているわけではありませんよ。 私は生カラオケで演歌をやることもありますが、メイッパイ音程差を持たせたり、ゆったりしたビブラートで、雰囲気を出して吹くのも大好きです。 有名なサムテイラー、シルオースティン素晴らしいテナーを聞かせてくれます。


さて、今日は以前ハーフタンギングの質問をいただいたNackさんから、お友達の代理質問が来ましたのでご紹介いたします。


 


Q15 タンギングのとき下あごに力が入ってしまいます。


知り合いの方で、サックスを始めたばかりの方なのですが、「タンギングする時に、下顎に力が入りすぎてしまい、下唇噛み切りそうな勢いなのですが、どうすれば改善できるでしょうか? 唇の脇をきゅっとなるべくしめようと意識すればするほどがっつり噛んでしまいます。」


というお悩み相談がありました。


タンギングの話は以前数回にわたり詳しくご説明がありましたが、この方の場合、下顎に力が入りすぎてしまう点からも基本のアンブシュアとの関係が深いと思いますので、その辺を含めてアドヴァイスいただければと思います。 よろしくお願いいたします。


 


A : タンギングするときだけ、下あごに力が入るのであれば、タンギングは舌で行なうことを理解されていないのかもしれません。


下あごを上げてリードの振動を止めているようでしたら、それは間違いだということを分かっていただかないといけないですね。


アンブシュアは一定にして、舌でリードの振動を止めるんです。


その方法は、人によってやりやすい方法が違いますが、舌先、舌の先の方で行ないます。


舌先よりも、舌の先から少し後ろあたりで、タンギングをしている方が多いと思います。 私はこの方法です。


タンギングの話は、9月25日のブログから書いてありますので、そちらを読んでみてください。


 


次に、タンギングだけではなく、音を出すときからマウスピースを噛んでしまっている場合のことをお話ししたいと思います。


知り合いの方は、クラッシック系をやりたいのか、ジャズ系なのか分かりませんが、唇のサイドを締めようとしていると言うことは、シングルリップでクラッシック系の方だと思います。


もし、マウスピースを噛むようにしているのなら、どのジャンルの奏法でも、基本的に間違っていると思います。


クラッシックの方でも、音を一定に出すために、開きの狭いマウスピースでアンブシュアを一定にしていますが、コントロールがきかないので、決して強く噛むことはしていないです。


下唇はリラックスさせることが大切ですね。


クラッシックの方でアンブシュアを安定させるために、唇を横にひくような教え方をする先生もいるかもしれません。 クラリネットをやっている方に多いです。 実は私も最初クラリネットをやったので、同じような奏法をしていた経験があります。 その後ファットリップに変えましたが、慣れるまではとても大変な時間を費やしました・・・


サックスの場合は、マウスピースもリードも大きいし、マウスピースとリードの開きも大きいので、あまり噛む必要はないと言うことを、理解することがまず必要です。


強く噛む弊害として



リードとマウスピースの開きが狭まり、特に低い音が出なくなります。


・音程の調製、ビブラート、音色の変化など、音のニュアンスが付けられなくなります。


・音色が豊かになりません。


などの弊害があります。


たぶん唇が痛くて、醤油やお茶もヒリヒリして飲めないのではないでしょうか? 始めた頃の私がそうでしたので・・・


噛まなくても音が出ることを、まず意識して、理解することが必要ですね。


歯をマウスピースに当てないで吹いても、音が出てしまうのがサックスですので、唇だけで吹けることを試してもらっうのも一つの方法かもしれません。


 


他の原因として、


今まで何人かの質問にもありましたが、楽器がふらつくのを
口で支えてしまっている
ことも考えられます。


楽器の持ち方もチェックしてみてください。


ストラップの長さから、楽器の持ち方まで、以前ブログにも書きましたので、読んでみてください。


 


一番よい方法は、プロの方に実際に見てもらい教わることです。


始めたばかりの頃は、楽器の扱いも、基本的な持ち方も、吹き方もよく分からないと思いますので、全体的に見てもらえる教室に通ってプロの方に教わるのが上達の早道です。


サックスは、とても奥の深い楽器ですので、長〜く楽しめます。 最初がとても大切ですので、是非プロの方に教わるようにしてください。


独学で練習していると変な癖が付いてしまい、私のように遠回りしてしまうことが多いです。


 


どの項目が当てはまっているのか分かりませんが、サックスをこれから楽しむためにも、いろいろと研究して無理のない方法を試してみてくださいね。


 


今日は、タンギングのときに下あごに力が入ってしまう というご質問でした。


次回は、また質問が来たときにお話ししたいと思います。


 



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おたすけおじさんの ビブラート のお話 その3

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おたすけおじさんの ビブラート...

2004.10.21 今日は、ビブラート その3 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの ビブラート のお話 その3


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日は、ビブラートの付け方をお腹からの息で行なう方法と、喉や舌で行なう方法をお話しいたしました。 あまり一般的ではない方法でしたね。


今日はビブラートをかけるときに、基本の音に対してどのように付けるか、その種類を3つお話しいたします。 このお話は、友達と話すとよく論議になります。


では、上の図を見てください。 横線が基音です。 ピアノキーでA=442Hzとしたら、横線が442Hzのところです。 Hzというのは、1秒間に波がいくつあるか、ということを表します。 これが884Hzになるとオクターブ上がったAの音です。


基音より上の部分は音程が高くなり、下の部分は音程が低くなっていることを表します。 ビブラートは、音程を上下させることなんですね。


そして波の幅は、振幅を表します。 この図では、一定にしていますが、この幅が広がるとゆったりしたビブラートになり、狭くすると、細かいビブラートということになります。


ですから、ビブラートは、音程の上下と振幅で音に色づけしていることになりますね。


 


● ビブラートをかけるのは上・下どっち?


1.基音に対し上下にかける


図の 【中心】 と書いてあるやり方です。


ロングトーンをして、下あごを上下または前後ろに震わせて行ないます。


基音に対して上下にビブラートを付けていますので、音程が正しく、明るめのビブラートに聞こえます。


 


2.基音に対し上にかける


図の 【上】 と書いてあるやり方です。


ロングトーンをして、その状態から下あごを上に震わせて行ないます。


基音に対して上にビブラートを付けていますので、音の中心が上がり、音程は上ずったように聞こえます。 曲想によっては、このビブラートが合うものもあります。


 


3.基音に対し下にかける


図の 【下】 と書いてあるやり方です。


ロングトーンをして、その状態から下あごを下に震わせて行ないます。


基音に対して上にビブラートを付けていますので、音の中心が下がり、音程が下がり暗い感じに聞こえます。 マイナーな曲やバラードなどには、とても合うビブラートです。


 


このビブラートのかけかたは、賛否両論です。 どれが正しいということもないと思います。 正しいのは、その曲想に合っているかどうかです。 聞いている方が、気持ちよく聞こえれば、それが正解だと思いますね。


プロが演奏しているCDをよーく聞いてみてください。 とても多彩なビブラートを使い分けていることが分かると思います。


 


● ビブラートの細かさ(振幅)について


ビブラートの振幅は、アンサンブルのような複数の人で行なう場合は、振幅を一定にする必要があります。 一人だけ違う振幅でやったり、途中からビブラートをかけたりするのはやめましょう。 ただしリードの人が、途中から付けようと決めた場合は、リードの人に合わせるようにしてください。


ダンス音楽などは、全員で細かくかけると奇麗です。 テンポが速い曲は、早いビブラート、テンポの遅いバラードなど場合は、ゆったりとかけると雰囲気が出ます。


テンポにあったビブラートを心がけましょう。 8分、3連符、16分 などでつけてみてください。


その曲、そのフレーズに合うビブラートをいろいろ研究してみてくださいね。


 


● ビブラートの音程の幅について


ビブラートをかけるときに気をつけるのが、どれだけの音程の幅で行なうかです。 よく大きな音程差を使ったビブラートをしている人がいますが、演歌のように聞こえてしまいます。 逆に言うと演歌のときは、この幅を大きくとるとそれっぽく聞こえます。


低音ではあまり気になりませんが、高音で振幅を大きく取ると、音がうねっているように聞こえますので気をつけましょう。 これは録音するとよく分かります。


ソロの場合は、好きにビブラートをつけて良いです。 途中からビブラートをつけたり、振幅を大きくしたり細かくしたり、曲想と自分のイメージに合うようにつけてください。 自分の演奏したものを録音して聞いてみましょう。 おかしいと思ったら、ビブラートを変えてみてください。


やはり、曲想にあったビブラートが大切ですね。


 


ビブラートお話は、ここまでです。


週末はブログをお休みさせていただきますので、来週、またお会いいたしましょう!



 


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おたすけおじさんの ビブラート のお話 その2

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おたすけおじさんの ビブラート...

2004.10.21 今日は、ビブラート その2 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの ビブラート のお話 その2


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日は、ビブラートの付け方を下あごを前後に動かす方法と、上下に動かす方法をお話しいたしました。 ビブラートは慣れることが大切ですし、ソロで吹くときは曲想やフレーズによって、感情がおもむくままに意識しなくても自然にできるようになってくださいね。


今日は残りの2つの方法をお話しいたします。


では、ビブラートのお話にいきましょう。


 


● ビブラートの付け方は?


3.お腹からの息で付ける


お腹から出す息に強弱を付けてビブラートをかける方法です。 フルートを演奏している人はおわかりになると思いますが、フルーティストはこの方法で奇麗なビブラートをかけて演奏している人がたくさんいます。 ルータバキンさんは、この方法で時々奇麗なビブラートをかけて演奏しています。 バラードのようなゆったりしたビブラートにはよいかもしれませんね。 サックスで行なうのは難しいですが、息の圧力を使いますので、良い練習にもなると思います。


練習方法は、ロングトーンをしながら、ゆっくりとお腹の圧力だけを使ってビブラートをかけ始めます。 そして徐々にビブラートを細かくしていきます。


コツは、腹筋を意識して行なうのですが、腹筋の内側を使うようなイメージで行なうとやりやすいかもしれません。 慣れてくると意識しないでもできるようになります。


サックスの場合は、昨日話した下あごを使う方がやりやすいですが、ゆっくりしたテンポの曲やバラードなどで使うと、イメージに合うビブラートがかけられると思いますので、いろいろ試して、ビブラートの種類を増やしてください。


 


4.喉や舌を使ってビブラートをかける


歌うときにかけるビブラートは、声帯がある喉を震わせます。 声を出してビブラートをかければ分かると思いますが、これを使う方法です。 グロー(声を出しながら音を出す奏法)のときにはこの方法でビブラートをかけることができます。


他にも、舌の奥の方を上下に振るわして、息の流れを揺らし、ビブラートをかける方法もあります。


これはノーマルな方法ではないですが、トリッキーな効果を出したいときには面白いかもしれません。 リードを使った方法以外にも、息を揺らす方法でビブラートがかけられるということですね。


実際の演奏ではほとんど使わないと思いますが、こんな方法で音程を揺らす方法もあるんです。


 


今日のお話は、ここまでです。



次回は ビブラートの付け方 その3 として、ビブラートを基本音に対してどのようにかけるか、をお話ししたいと思います。


 


 


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おたすけおじさんの ビブラート のお話 その1

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おたすけおじさんの ビブラート...

2004.10.20 今日は、ビブラート その1 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの ビブラート のお話 その1


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日は、質問の中にあった、弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法 について私なりのお話しをいたしました。 音の止め方の重要性もお話ししましたね。 本当に音の出だしは気をつけるけど、音の止め方がいい加減で、アンサンブルがめちゃめちゃになっているバンドも多いです。 同じ1泊でもどこまで音をのばして止めるかは、セクションのリードの人に合わせますが、バンド全体で同じフレーズのときは、話し合って決めましょう。


さて、今日はビブラートのお話をします。 ビブラートのかけ方は、たくさんありすぎて書ききれないくらいです。 一人で吹くソロの場合や、アンサンブルでビブラートをつける場合、曲想によってもビブラートは違うし、いろいろなビブラートができると、とても表現力が豊かになります。


アンサンブルでつける場合は、全員で同じビブラートをかけるようにするととても奇麗ですね。 皆さんが知っている有名な曲では、グレンミラーオーケストラの『ムーンライトセレナーデ』や『真珠の首飾り』があげられます。 クラリネットリードでテナーサックスがオクターブユニゾン、残りのアルトサックス2本とテナーサックスがその間のハーモニーをうめています。 他にもダンス音楽 といっても六本木のクラブでやっているものではなくて、社交ダンス系のものです。 スイング時代のビックバンドは、とても奇麗なビブラートを聞かせてくれます。 ホテルなどでは、カクテルミュージックというレセプションの前のドリンクを楽しんでいるときなどに、ビックバンドで会話を邪魔しないBGM的に流す音楽のことを言いますが、このカクテルミュージックはビブラート命で、とても繊細なビブラートを要求されます。 このような音楽は、ビブラートが下手なリードアルトサックスには仕事が来ないです。 小さな音で奇麗なビブラートを全員でつけて歌い上げます。 クラッシックの方のビブラートはとても洗礼されたビブラートをかける人が多いですね。 勉強になります。


では、ビブラートのお話にいきましょう。


 


● ビブラートって何?


ビブラートとは、音程を上下に揺らすことです。


この揺らす音程の幅や、揺らす間隔・スピードをいろいろと変えて、音にニュアンスを与えます。


ビブラートを付けることによって柔らかい音に感じたり、ムーディにかけたり、泣いているような感情を表したり、たくさん種類がありすぎて書ききれませんが、これは演奏表現力を上げるために必須項目です。 ジョンコルトレーンというジャズテナーの神様がいます。 よくノンビブラートで吹いていると言われていますが、とんでもないです。 たくさんのビブラートの種類を曲の中で使い分けて吹いています。 ノンビブラートでまっすぐに吹けないといけませんが、それができるようになったらビブラートの練習をしっかりとしましょう。


 


● ビブラートの付け方は?


ビブラートを付ける方法として4つあげてみます。


1.下あごを上下に動かしてビブラートを付ける方法


この方法は、ビブラートのコントロールがしやすくて、振幅のの小さなものから大きなビブラートまでかけることができます。


練習方法は、出しやすい音でロングトーンを行い、ゆっくりと下あごを上下させます。


始めはゆっくりしたテンポで8分音符ビブラートをかけてみて、慣れてきたらテンポを上げていきます。 次に3連符のビブラートでテンポを上げていきます。 次は16分音符で行ないます。


必ずテンポにのって練習してください。 曲の中でもテンポにあったビブラートを付けることによって、リズムがはっきりしてきます。 ダンス音楽では、3連符が基本だと教わりましたが、曲に合うビブラートを探してみてくださいね。


アンサンブルでは、基本的にユニゾンでのビブラートは行ないませんが、ユニゾンでもビブラートを付ける場合もあります。 ハーモニーは、ビブラートを付けることが多いです。 いずれにしても、メロディーラインを吹いている人が付けたら、同じ振幅で付けましょう。 そのためにいろいろなビブラートの振幅やスピードを練習する必要があります。


2.下あごを前後に動かしてビブラートを付ける方法


下あごを上下ではなく前後に動かす方法ですが、この方法はあまり大きな振幅のビブラートができませんが、1.と同じ練習をしてみてください。


コントロールができればどちらでも良いのですが、繊細なビブラートはこちらの方がやりやすいかもしれませんね。


 


 


今日のお話は、ここまでです。



次回は ビブラートの付け方 その2 として、残りの2つの方法をお話ししたいと思います。


 


 


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おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 その3 のお話

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おたすけおじさんの Q14ハー...

2004.10.19 今日は、Q14ハーフタンギングの練習方法その3 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 その3 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日は、ハーフタンギングの練習方法をお話しいたしました。 普通のタンギングも難しいですが、このハーフタンギングは時間をかけて取組んでくださいね。


さて、今日は質問の中にある、弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法 について私なりのお話しをいたします。


今日も質問の一部を抜粋して掲載いたします。


 


Q14 : ハーフタンギングの練習方法は? その3


私は日頃、タンギングが強すぎるといわれます。 弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法などもできましたらお願いします。


 


A : 弱いタンギングと強いタンギングについて


弱いタンギングと強いタンギングですが、タンギングには弱いも強いもないと私は思っています。


タンギングは、音を瞬時に立ち上げて、ある長さを吹いた後に、瞬時に音を止めるものだと私は理解しています。


強いタンギングは、アクセントなどの記号が付いている時には、そのような表現をするかもしれませんが、あくまでも音を直角に立ち上げてアクセントを付けることです。


そのときは、タンギングと同じように、圧力をかけた状態で舌をスパッと離して、レガートタンギングより強い息を吹き込むことで、音にアクセントなどの表現を与えます。


弱いタンギングは、音の出だしをクレッシェンドでホワっと立ち上げたい時に、息の強さを徐々に上げていって、音に表現をつける方法のことかもしれませんね。


このような小さな音でも、舌をリードに付けた状態から、音の立ち上がりをはっきりと出します。


全く舌を使わず、徐々に息と圧力をかけて音を吹き出したり、音が消えるまでデミニエンドしていって、舌を使わずに音を消すこともありますが、これは特殊な表現方法だと思っています。


通常は必ず圧力をかけて、舌で息を止めている状態から舌を離して、音の立ち上がりをはっきりさせて吹きますし、音の切りかたも舌で止めます。


いま須川さんのCDを聞きながら書いていますが、クラッシックに多い、柔らかにフワーと吹いているように聞こえるフレーズでも、音の出だしは、はっきりと出していますし、音の止めもきちんとしています。


 


● 音の止め方の重要性 脱線してますが・・・


特に音の止め方をテンポに合わせて行わないと、リズムやスピード感が出ません。 これは、練習する上でとても大切な事です。


音の出だしは気を使うけど、音の止めに気を使わないプレーヤーが多いです。


リズムをはっきりさせるには、音の止め方に注意しましょう。


特に合奏の場合は、全員であわせることが必要です。


これだけでワングレード上がったバンドになりますので、是非みんなで気を付けて練習してくださいね。


 



今日のお話は、弱いタンギングと強いタンギングについて と 音の止め方の重要性 のお話でした。


次回は質問もありました ビブラート についてお話ししたいと思います。


 


 


◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。


◆ 皆様のご質問をお待ちしています。 woodwind@tobikiri.net ← ここをクリックしてメールでご連絡ください。 このブログでも紹介させていただきます。


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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。


 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。


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おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 その2 のお話

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おたすけおじさんの Q14ハー...

2004.10.18 今日は、Q14ハーフタンギングの練習方法その2 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 その2 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


 


昨日は、ハーフタンギングの質問なのに、レガートタンギングのお話をしました。 まずこれができないとハーフタンギングが奇麗にできるようになりませんので、できるようになるまで練習してくださいね。


今日は、やっとハーフタンギングの練習方法に入ります。 9月29日のブログにも書きましたので、同じような内容になるかもしれませんが、図を見てイメージをつかんで練習してみてください。


質問の一部を抜粋して掲載いたします。


 


Q14 : ハーフタンギングの練習方法は? その2


ジャズの奏法といえば、基本のひとつにハーフタンギングがあります。  このハーフタンギングがどうもうまくできません。 やり方のコツと練習法を教えていただけませんか?


それから、私は日頃、タンギングが強すぎるといわれます。 弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法などもできましたらお願いします。


 


A : ハーフタンギングの練習方法


ハーフタンギングは、音を消さないでタンギングする方法です。


知らない方は何のことだかよく分からないと思いますので、図のハーフタンギングを見てください。


音が1/3くらいになっているところが、ハーフタンギングをしているところです。


タンギングによって、音を小さくしたままにすることなんですね。 この奏法はフレーズにニュアンスを付けるために行います。 合奏の時に使うとまわりの人と合わなくなりますので注意してください。 


ハーフタンギングは、厳密に言えばタンギングではないのかもしれませんが、舌を使って行うという意味では、タンギングと言っても良いのかもしれません。 他にも、べらんめー調の巻き舌で音を出す、フラッタータンギングなんて言うのもありますから、舌を使う奏法をタンギングと言うのかもしれませんね。


 


さて、ハーフタンギングの練習方法ですが、タンギングと同じように出しやすい音(中音の B あたり)でロングトーンをします。


始めはよく分からないと思いますので、舌を徐々にリードに近づけていき、音にミュートがかかった状態で吹きのばします。


このミュートがかかったような音が、ハーフタンギングの音です。 何度もやってみましょう。


舌をどのくらい動かせばリードの音をミュートできるかは、練習で感覚をつかみます。 すぐにできるとは思わないでください。 サックスを持つたびに何度も練習して、体で覚えていく方法がベストです。 無理に舌を動かしていると、舌の筋肉がこわばってきますので、疲れたら休んだり、明日の課題として他の練習メニューをこなした方がいいですよ。 この練習ばかりしていると、その日の練習に支障をきたしますので、10分間と決めたらその時間でやめましょう。 毎日練習していれば、あるとき感覚をつかむことができます。


以前のブログにも書いたように、私はリードの左半分くらいを舌を使ってリードの振動を止めるやり方をしています。 他にもリード全体に舌を少しだけ当てる方法もありますので、みなさんがやりやすい方法を練習しながら見つけ出してください。


 


次に、ゆっくりとしたテンポからハーフタンギングを行ないます。


2拍ごとに ノーマル音 − ハーフタンギング を行なって、徐々に短い音でできるようにしていきます。 16分音符までスピードを上げてもできるように時間をかけてやってください。


 


一つの音をロングトーンしながらできるようになったら、8分音符4つを ノーマル音 − ハーフタンギング − ノーマル音 − ハーフタンギング と吹いて、1音づつ上がっていったり下がってきたりしてみましょう。


高音のCから始まって C−A−B−G−A−F−G−E−F−D−E−C と3度で下がってくるようなフレーズでは、下がった音にハーフタンギングを付けるとやりやすいです。


あとはいろいろなフレーズで、効果的なハーフタンギングの場所を見つけて試してみてください。


効果的なのは、フレーズの中にある、下がった音に使うといいですよ。 ジャズでは、【 のむ音 】 といういい方をしますが、このような場所で使うと効果的ですね。


 


さて、コツです。


コツは、圧力を弱めないことですね。 弱めると音が消えてしまいます。 サックスの音を出すには、やはりお腹からの圧力が、音色や音の表現を付けるにはとても大切だと思います。


リードの振動を舌で無理矢理止めていますので、抵抗が強くなります。 その抵抗に負けて音がなくならないように圧力をかけてあげましょう。 と言いますか、圧力は常にかけることが必要ですね。


このハーフタンギングは、ミュートのような音を出して、フレーズにニュアンスを付けることが目的ですから、当然音は小さくなります


ほとんどのジャズプレーヤーが、このハーフタンギングを多用していますので、よーく聞いてみてくださいね。


 


ハーフタンギングは、私もできるようになるまで時間がかかりました。 と言ってもマスターしていると言うほど、できているとは思えませんが・・・


 



今日のお話は、ここまでです。


明日は、その3として 質問の中にあります、弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法 について私なりのお話しをいたします。


 



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おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 のお話 20041017

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おたすけおじさんの Q14ハー...

2004.10.17 今日は、Q14ハーフタンギングの練習方法その1 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 その1 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


一昨日のジャズライブの写真を掲載しようと思いましたが、タンギング説明用の図のほうに差し替えました。 ちょっとライブの写真と録音のお話をします。 ライブには、デジカメを持っていかなかったので、先日新しくしたFOMA P900i の携帯には、カメラや動画も撮れる機能があるので早速使ってみることにしました。 今まではP504 だったので、携帯にカメラの必要性はないと思っていましたが、このようなときは便利ですね。 隣にいた石森の社長には、『あっ盗撮してる』 と笑いながら言われてしまいました。 ホールなどの大きなところでは、係員がとんでくるでしょうが、小さなジャズのライブハウスでは、オーナーやプレーヤーに一言声をかければ、断られることはあまりないです。 録音したいときはプレーヤーに 『サックス演っていますが、勉強のために録音させてください。 あとでCDにしてお渡しします。』 と言えば断る人はいないと思いますよ。 これで、プロのプレーヤーとも友達になれちゃいます。


昨日は、リードを削らないで鳴るようにする方法をお話ししました。 説明が分かりづらいと思い図を書いてみましたが、これからはなるべく図や写真で表すようにしようと思います。


さて、今日は質問が来ましたので、Q14ハーフタンギングの練習方法をお話しいたします。


質問の内容をそのまま紹介させて頂きます。


 


Q14 : ハーフタンギングの練習方法は? その1


おたすけおじさん様 毎回楽しませていただいております(&参考にさせていただいております)。 NACKと申します。


> ありがとうございます。 NACKさん



さて、私も質問をさせてください。 ジャズの奏法といえば、基本のひとつにハーフタンギングがあります。 
このハーフタンギングがどうもうまくできません。 やり方のコツと練習法を教えていただけませんか?


それから、私は日頃、タンギングが強すぎるといわれます。 弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法などもできましたらお願いします。


 


A : ハーフタンギングは、9月29日のブログにも書きましたが、なかなか文章で口の中を表現するのは難しいですね。 このような内容は、図でも表せないので、もう少しNACKさんの質問を良く読んで解決策を探っていきたいと思います。


通常のタンギングと、レガートタンギング、ハーフタンギングを図に表しましたので、一定の音量でタンギングができるように図を頭に浮かべて練習してくださいね。


タンギングが強いと言われているようですが、私もタンギングのコントロールがきかなくて同じように音の出だしに悩んでいました。 特に低音になるほど難しいですね。


ハーフタンギングは、レガートタンギングができていないとスムーズにできません。 レガートタンギングよりも繊細な舌のコントロールが必要なんです。 まずこの強いタンギングの原因を探って、レガートタンギングについて練習してみましょう。 次のことを注意してゆっくりとやってみてください。


強いタンギングの原因には、息を瞬間に出し過ぎて、破裂音のようになっていることがよくあります。 これは、音を出すときに息を強く出しているためです。 音を出す前から圧力が一定にお腹にかけられていないこともあげられます。 つまり息のいきおいだけで吹こうとしちゃうんですね。


強いタンギングが癖になると聞きづらいし、バラードなどでは格好よくないので、レガートタンギングをまずマスターしましょう。 その後にハーフタンギングの練習をした方が、結果的に早くマスターできます。


 


● レガートタンギングの練習方法


はじめはゆっくりなテンポからやりましょう。


1.ロングトーンを吹きやすい音(中音のBあたり)を ”mp” の音量で行ないます。


2.レガートタンギングを2拍に1回行います。


レガートタンギングは、音と音の間をあけないように、  トゥー|トゥー|トゥー|・・・ や ダー|ダー|ダー|・・・、 ドゥー|ドゥー|ドゥー|・・・  など、やりやすい発音で練習します。


最大の注意点は、絶対に音の出だしがアクセントにならないように、ヨウカンやおとうふに包丁を入れた後の切れ筋のようになるように練習することです。 (図を参照してください)


 *コツは、息の圧力を変えずに出しながら、舌をリードに瞬間的に当てるようにするようにします。  仲間内では ”舌を入れる” と言っています。)


3.次に1泊づつ、8分音符、3連符、16分音符と早くしても、できるように練習していきます。  これは、ブログにも書いたタンギングの練習と同じです。


そうすると、出だしの音もそんなに強く吹かなくても、スパッと音が立ち上がるようになります。


このレガートタンギングができるようになってから、ハーフタンギングの練習に入りましょう。


 



今日のお話は、ここまでです。


明日は、その2として ハーフタンギングの練習方法をお話しします。


 


 



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おたすけおじさんの リードを削らないで鳴るようにする方法 のお話 041016

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おたすけおじさんの リードを削...

2004.10.16 今日は、リードを削らないで鳴るようにする方法 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの リードを削らないで鳴るようにする方法 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日はジャズのライブを聴きに行きました。 実は、ライブ終了後も気持ちよくバーボンを飲んでいたので終電車になってしまい、ブログの更新ができませんでした・・・


ライブは、三木俊雄さん(テナー)率いる3管編成のフロントページセクステットです。 最近は3管編成のライブはあまり聞かなかったので、とても気持ちの良いハーモニーと素晴らしいアドリブソロの連続でした。


メンバーは、ビンテージコーンのアルトとブリルハートのマウスピースで、とても味のある音とフレーズを聴かせてくれる池田篤さん、トランペットは30枚以上もレコーディングしている名手、岡崎好朗さん、石森管楽器の地下ホールにあるスタインウェイのピアノに驚いていた、福田重男さん、アンプなしで新品の大音量ウッドベースを弾いていた上村信さん、地下ホールにあるグレッチのドラムを気に入っていた高橋徹さん、そしてリーダーはセルマービンテージのバランスアクションテナーと、これもビンテージのオットーリンクラバーで、メタルのときとはまた違う、味のある音と、何とも気持ちの良いフレージングで聞かせてくれた三木俊雄さん


マイクのないライブでは、息づかいまで聞こえてきます。 サックスを吹くには、もっと楽に吹かなくてはいけないな〜 と、とても勉強になりました。 


 


さて、今日はリードを削らないで鳴るようにする方法をお話しいたします。


この方法もいろいろありまして、爪でリードの表面を磨くというより、少しつぶす方法や、リード根本の断面をテーブルにこすりつけたり、ロウを付けてライターであぶりケーンの繊維を塞ぐ方法など、いろいろ工夫して使えないリードを生き返らせる先人の知恵?があります。 音が出づらいときに、爪でリード表面を磨く方法は良くやっていましたが、やりすぎると寿命が短くなったり、バリバリの音になってしまったこともあります。


これからお話しする方法は、あるプロの方から飲みながら聞き出した秘密のやり方です。 このブログで話すと秘密ではなくなりますが・・・


 


● 用意するもの


・シルクの布 (私はシルクでできたスワブを使っていますので、これを使っています。)


・サンドペーパー


これだけです。


 


● リードを磨く


リードを平らなところに置きます。


シルクの布を使って、ケーンの皮がない部分を、リードの先端に向かって一方通行に軽い力で磨きます。 (図を参照してください)


10回ほど磨いたら確認して、表面がツルツルになったら終了です。


くれぐれもリードに対して往復させるようには磨かないでください。 前回もお話ししたように、逆にやるとリードの繊維が毛羽立ってしまいます。


これは、鳴らないリードに共通している繊維が太くて、リードを濡らしてリードの反先端側から息を吹き込むと泡が出て息が通ってしまうようなリードには特に有効です。


この磨きを行なうとワンランク上のリードに変わりますし、寿命も長くなります。


これだけでも十分使えるリードの本数が増えますが、次の方法も合わせてやってみてください。


 


● リードの元の裏側(反先端側のマウスピースに付く側)の角を斜めに削ります。


リードを削らない方法と言いましたが、ここだけは削ってみてください。


リードの表を上にして、リード先端を割らないように気をつけて持ちます。 サンドペーパーにリード反先端側の角を45°の角度で当てて角を削り落とします。


左右に4,5回もやれば角が取れると思います。 1mmも削らないくらいでしょうか。 あまり削りすぎないように気をつけてください。 (図参照)


 


● 試し吹き


磨いて角を落とした状態で吹いてみます。


まだ鳴らないようなら、先ほどお話ししたリードを濡らして、反先端側から息を吹き込んでみましょう。


泡が出て息が通ってしまうようなら、もう一度リードを乾かしてから、表面をシルクの布で磨いてみます。


それでもダメな場合は、裏側を細かなサンドペーパーや水ペーパーで、裏面全体を磨くようにしてみてください。


それでもダメな場合は、本番で上手くいかなかった時のためにとっておきましょう。


使い方は簡単です。 リード先端を下にしてリードを握り、声を出しながら机にたたきつけます。 スッキリしますね。 使えないリードの最後の使い方です。 よい子は真似しないように・・・ それとリードは燃えるゴミの方に入れてくださいね。


最後は冗談で終わってしまいましたが、今日ご紹介した方法でかなり使えるリードが多くなりました。 とても気に入っているリードの再生方法です。


皆様もいろいろな方法を行なっていると思いますが、他によい方法があれば woodwind@tobikiri.net までメールでご連絡ください。 このブログでも紹介させていただきます。


 


リード選びには金管楽器をやっている人には分からない苦労がありますが、サックスやクラリネットなど、リード奏者は楽器をやめるまでついてまわるものですね。


 



今日のお話は、リードを削らないで鳴るようにする方法 でした。


 


明日は、 質問がいくつか来ましたので、Q&Aコーナーをお届けする予定です。


 



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