2002年8月23日
川 口 輝 明 様
先日は 私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき 誠に有り難うございました。
9・11テロ事件から1年、世界規模で起こっている大きな変化について、総括する機会となり誠に有り難うございました。
イスラム教、イスラム世界の歴史そして現代世界のイスラム地域と判りやすく解説を頂き、この一年解決できなかった疑問を解消できた参加者も多かったものと思います。 イスラム教をただ厳格で理解しがたい宗教という理解から解き放ち、より具体的で身近な教えである事を教えていただきました。また、治世者にとっては、利用し易い宗教である事も理解できました。
イスラム世界の歴史では、宗教・民俗・イデオロギーそして石油に絡む利権問題が複雑に絡み合った抗争の歴史が浮き彫りにされました。パレスチナ問題、イラン問題、テロとの戦争など一夜にして全ての問題を理解するのは難しいにしても、少なくとも理解を深めるのに大変有益な時間と情報を頂きました。
また、今後の動きについても、イラク攻撃の行方、サウジアラビアとの関係、パレスチナ問題の行方など、アラビア語を話される川口さんならではという視点が感じられ、新鮮な感動を覚えました。
ご多忙の中、多くの資料をまとめ、判りやすく噛み砕いていただきましたご努力に深く感謝申し上げます。
終わりに、川口さんの益々のご活躍をお祈り致しますとともに、私どものイスラム問題担当アドヴァイザーとして末永くお付き合いをいただけますようお願い申し上げます。
この度は、誠に有り難うございました。
サウスベイ経営セミナー
会 長: 井出 英雄
セミナー委員長:永山 繁雄
2002年7月19日
岸 靖 雄 様
先日は 私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき 誠に有り難うございました。
地球環境問題について、我々にも解り易く解説を頂き、少し理解が深まったように思います。
地球環境問題というと、とても大きな問題でありながら、同時に非常に身近な問題でもあることを認識しました。
大量生産、大量消費が生み出している問題
地球温暖化、オゾンホール、酸性雨、砂漠化、人口爆発、食糧問題、熱帯林破壊、
ゴミ処理問題、放射性廃棄物 等
科学の発展が生み出した問題
環境ホルモン、ダイオキシン、化学物質過敏症、シックハウス症候群、公害、
遺伝子組替食品、農薬(除草剤、殺虫剤)、化学肥料、食品添加物 等
これらの問題に取り組むため、価値観、社会システム、経済システムの見直しをはかり、持続可能な発展を可能にする循環型社会の構築が必要となるというお話には、大変説得力がありました。 そして、我々一人一人の日々の努力が変化を生むという事も勉強致しました。
岸さんが、太陽電池開発からソーラープレーンによるアメリカ大陸横断、そして水耕栽培に取り組んでおられる背景に一貫してこれら地球環境問題がある事を知り、多くの会員が感銘を受けた事と思います。
一つ一つのトピックにそれぞれ1日割いて頂きたいと思うほど、盛り沢山な内容をご提供頂き、本当に有り難うございました。またの機会を作って是非とも続編をお聞きしたいと思います。
終わりに、岸さんの環境問題への取り組みが、地球を救う助けとなるとともに、ビジネスとしても成功を収められますよう、ご活躍をお祈り致しましす。
この度は、誠に有り難うございました。
サウスベイ経営セミナー
会 長: 井出 英雄
セミナー委員長:永山 繁雄
2002年6月12日
IBMのリスク/セキュリティ・マネジメント
「リスク」とは?
会社の「資産」に害をもたらし、ステーク・ホルダーに物理的・経済的損害をもたらす(可能性のある)もの
「資産」とは?
・ 社員の生命
・ 物的資産
・ 知的資産
セキュリティ・マネジメントとは?
「資産」を守るための全社的な管理体制
4つのセキュリティ領域
・ 物的資産保護施策
・ 知的資産保護施策
・ インシデント・マネジメント
・ 災害対応計画
バイタル・ビジネス・プロセス
・ 「バイタル・ビジネス・プロセス(VBP)」の選定
会社経営上、早急に復旧させる必要のある業務プロセスを全社的に選定。
・ 詳細な選定基準の設定
重大な資産の滅失又は著しい収益の減少となる。
お客様に対する重要な契約履行が不能となる。
株主および社員の利益が守れなくなる。
・ 各VBPについて災害時復旧計画を作成
・ 年1回「災害時業務復旧計画年次レヴュー(Disaster Recovery Plan Review)」にて、VBP及び復旧計画の見直しを実施
その他のプログラム
ビジネス・コンダクト・ガイドライン
・ 「企業行動基準」、倫理規定
・ 全社員に徹底、毎年署名
「機密区分管理」の徹底
・ 情報、職務・職責、エリア
・ ワークプレース・セキュリティ・プログラム
インターネット利用に関するガイドライン
・ セキュリティ、ウィルスについての意識
SBMS 永山 繁雄
2002年5月 13日
後藤 英彦 様
先日は私ども「サウスベイ経営セミナー」のために、講師としてお出でいただき誠にありがとうございました。
後藤様のお話は、米国で生活する私達にとって、日本という国の過去を顧みながら現状と将来を一緒に考える大変よい機会になりました。ありがとうございました。ジャーナリストとしての豊富なご経験から、以下のような点に言及なさったことは、特に印象に残っております。
¨ 人間の行動規範について(日本の場合は、人間関係ぐらいしかない)
¨ 上位法と下位法の関係(憲法が形骸化して機能せず、主に官僚主導で制定される下位法が日本社会を拘束している)
¨ 官僚主権国家(三権のみならずジャーナリズムにまで、官僚が強い影響を及ぼしている)
¨ 内閣法制局の復活による弊害(憲法解釈などで、最高裁が本来の役割を果たしていない)
¨ 日本国民の法的意識の欠如(従うことに慣れてしまっている)
¨ 日本社会における自浄作用の欠如(和の重視や天下り制度が弊害となり、構造汚職が生まれやすい)
¨ 天皇による管理を意識した社会制度の存在(国旗国歌法、元号制など)
その後の質疑応答では、ご回答し難いのではないかと思われる質問もありましたが、大変丁寧にお答えいただきありがとうございました。このような質問も、お話の内容に対するセミナー参加者の関心の高さからではなかったかと察しております。日本の行政、司法に対する私達の関心と意識を高める機会を与えてくださり、深く御礼申し上げます。
後藤様の益々のご活躍と、Japan Journalの益々のご発展を祈念しまして、以上感謝の言葉とさせていただきます。
サウスベイ経営セミナー
会長 井出 英雄
副会長 矢部 直実
2002年4月21日
雲 田 康 夫 様
先日は 雲田社長サウスベイ赴任17年という記念すべき日に 私ども 「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき誠に有り難うございました。
7年前JBAの部会をベースとして発足した当会を、里子として送り出す立場にあった雲田社長にお出で頂き 講師をお願いする事は、私どもにとりましても感慨を覚えるものでした。
17年に及ぶ米国におけるご健闘振りをおもしろ可笑しくしかも示唆に溢れた内容にして頂いたご配慮に改めて感謝いたします。
日本で牛乳配達を豆腐配達に変換しようとした苦労話
中小企業分野調整法による日本からの締め出し
生臭く、不味く、フニャフニャして気持ち悪いと思っているアメリカ人に豆腐を売る苦労
冷やっこの上で踊るかつお節
植物性蛋白質の健康食品である豆腐に動物性蛋白を加えるマーボ豆腐の矛盾
缶詰スープの利便性と競合せざるを得なかった豆腐入り味噌汁
豆腐は必ずしも四角くなくてよい事を発見させられたトーフシェイク
ホームステイしながらの冷蔵庫調査で判った料理事情
ヒラリー夫人のラジオトークは値千金の宣伝効果
クリントン大統領スキャンダルの秘密
FDAが認めたイソフラボンのガン予防効果 と 医食同源へのうねり
等々ご提供頂いた内容は とてもここに書き出せるものではありません。
しかし、Tofuという言葉が一般化し、Websterの辞書にも載せられるようになった今でも、Tofuはやっとグリーンカードを取れたところで、市民権はまだまだとのお言葉に経営者としての厳しい目を感じました。
また、大豆を牛の餌として消費し牛肉から蛋白質を採るのではなく、豆腐を介して大豆蛋白を直接人が消費する事により、食物の効率が20倍にも高まり、世界的な飢餓問題解決にも貢献したいというお話には、会場から期せずして拍手が湧き起こりました。
米国で仕事をする日本人へのアドヴァイスとして、個人は事業への情熱を判ってもらう為の努力を火の玉小僧となって行う事、日本本社は10年単位で考える度量が必要とおっしゃたのも、大変印象的でした。
当会生みの親の一人として、先輩ビジネスマンとして、また在米日系社会のオピニオンリーダーとして、火の玉社長の益々のご活躍を心から祈念致しまして、御礼の言葉とさせて頂きます。
有り難うございました。
サウスベイ経営セミナー
会 長: 井出 英雄
セミナー委員長: 永山 繁雄
講演風景
左:井上会長、中央:講師の梅田氏、右:永山氏
2002年3月 17日
梅 田 義 元 様
先日は 私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき 誠に有り難うございました。
日本人選手の活躍に期待の膨らむ今年のメジャーリーグ野球について、興味ある話をお聞きする事ができ、楽しませて頂きました。
メジャーリーグ野球を経営の観点から見るという面白い側面をご指摘頂きました。
メジャーリーガーがワールドシリーズまで出場すると年間181試合をこなす激務である事
昨年30チーム合計の収支は$344Mの大赤字
最終収益第1位は、シアトルマリナーズで$15Mの利益
ヤンキーズは選手年俸だけで$118Mの支出
選手獲得方法や契約方法などは、人事管理やキャリアパスの話と対比して聞かせて頂きました。
選手の年報は私たちと比べるべくもありませんが、経営者から見たときの高額選手の獲得は、最も大きな経営判断
また選手を動く広告塔として見た時の用具契約など
日本選手の活躍を応援するだけでなく、メジャーリーグ野球を更に楽しく見る方法を伝授頂いた事に深く感謝致します。
また、この度はドジャーズ観戦のティケットまでご提供いただきましたご配慮本当に有り難うございました。
梅田様の益々のご発展をお祈りしまして感謝の言葉とさせて頂きます。
サウスベイ経営セミナー
会 長: 井出 英雄
セミナー委員長:永山 繁雄
講演風景
左:井出会長、中央:講師のYoshiko Inoue Robertson氏、右:永山氏
2002年2月18日
Yoshiko Inoue Robertson 様
先日は 私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき 誠に有り難うございました。
米国に滞在する日本人としては、どうしても避けて通ることのできない移民法というトピックスを判りやすく解説いただき大変参考になりました。
昨年の同時多発テロ以来、私ども日本人を始めとする所謂在米外国人への圧力を感じざるを得ないこの頃ですが、法的基準の変更は行われていないと言うことを知り、一安心いたしました。
しかしながら、法律の解釈、適用方法、移民官の態度などが、変化していることは事実であり、私どもも十分な注意が必要と実感いたしました。
お話の中で特に次のような項目は特に興味深く聞かせて頂きました。
VISAは、入国のための「鍵」、滞在可能期間はI-94による事
移民官はよく間違える事、必ずその場で自分自身でチェックする事
WorkとBusinessの違い
AR11による住所変更届
Premium Processing
Lビザ配偶者の就労など
つい深刻になりがちなトピックにも関わらず、常に笑顔を欠かさずにお話しいただき、楽しく勉強させて頂きました。
セミナー終了後、早速パスポート、ビザを確認した会員も多かった事と思います。
今後ともバイリンガルの特徴を生かして、私どものサポートを頂きたく宜しくお願い申し上げます。そして、ビジネスが益々発展しますようお祈りしまして、感謝の言葉とさせて頂きます。
有り難うございました。
2001年12月17日
田 原 護 立 様
先日は私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき誠に有り難うございました。
急なお願いにもかかわりませず、タイムリーな話題をご提供頂き有り難うございました。
「ガラス細工のアフガニスタン」の意味がお話しを伺いながら次第に理解できて参りました。
ペシャワール会の方の言葉としてご紹介頂いた「アフガニスタンの現状は日本の戦国時代」というのは、大変分かりやすい表現であると思います。
各部族が先進国から提供される武力や資金によって、まだまだ戦う力を持っており、民度が日本の明治時代程度にまで達していない現状で、外部の力によって平和をもたらす事が、如何に難しい事かを教えて頂きました。
「戦争当事者が平和を求めない限り平和は実現しない」「アフガニスタンでは平和のために流した血の量が未だ少ない」というのは、実際に平和のために戦った事のある方達の言葉として、大変な迫力を感じましたが、同時にかつての歴史から学び、一滴でも血の量を減らす事が出来ないのかという疑問も湧いてまいりました。
アフガニスタンの文盲率の低さ等からくる、我々が見逃しがちな事象についてもご指摘を頂きました。また、外交における二枚舌、三枚舌の話も興味がありました。話を聞く内に「ガラス細工の日本外交」の感を強めました。
まだまだ判りにくい事の多い問題ですが、全てが判らなくても、それなりに考えていく必要があるように思います。この度の講演によって私達会員一人一人が問題の複雑さに屈することなく考え続けるエネルギーを頂いたように思います。
今後とも日米両国に渡ってご活躍されんことをお祈りしまして、感謝の言葉とさせて頂きます。
有り難うございました。
2001年11月19日
片田 さおり 様
先日は私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき 誠に有り難うございました。
米国にあって、日本とアジアの地域金融協力を考えるという貴重な時間を頂いて、大変感謝致しております。
アジア金融危機の前後における世界の動きの違いをお伺いし、改めてこの危機が与えた影響の大きさと日本の果たす役割の大きさを認識致しました。
アジア諸国が、アメリカのマーケットによる支配から脱け出そうとしていた矢先に経験したアジア危機は、従来のアジアにおけるソフトな地域統合が、危機回避の手段として機能しない事、アメリカがダブルスタンダードを使い分ける事を見せ付けられる事になり、アジアにおける自助努力が必須である事を思い知らされました。
痛みを伴うIMFによる支援を受けながら、危機からの復興を目指すアジア諸国が、よりタイトな地域統合の道を選ぶのか、或いはこの間に台頭してきたナショナリズムをベースにグローバリゼーションと自国との間のバッファ作りだけで間に合わそうとするのか。まだ大きな疑問が残されています。
また中国や私達の住むアメリカが、どのような対応を今後とってくるのか。
先生のお話しを伺いながら、疑問はどんどんと膨らんでいくようです。このような疑問を持つ事のきっかけを与えて頂いた事は、今後毎日の経済記事を読む上でも大いに役立つ事と思います。
アメリカに居て、つい忘れがちな日本のアジアにおける大きな貢献についてもご指摘を頂き、日本人としての誇りを感じる事もできました。
短時間でもあり、先生のメッセージを皆が正確に受け取れたかについては、ちょっと自信の無いところではありますが、この会の為に貴重な時間を割いて頂きました事に改めて心からお礼申し上げます。
今後の先生のご研究が実り多いものになりますようにお祈り致しまして、感謝の言葉とさせて頂きます。
有り難うございました。
2001年10月22日
白形 雅則 様
加藤 重樹 様
鈴川 喜久子 様
先日は私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としてお出でいただき誠に有り難うございました。
毎日飲んでいるお茶について、沢山の事を教えていただきました。私達は何も知らないで飲んでいたのだとつくづく感じました。
緑茶、烏龍茶、紅茶が同じ種類の木から採れる事
中国の故事から、お茶は毒消しから出発した事
アメリカでも古くは、緑茶の輸入が紅茶を上回っていた事
お茶は不老長寿の仙薬である事
そして美味しいお茶の入れ方
セミナーで入れていただいたお茶と羊羹は大変美味しくいただきましたが、それにも益して今まで家で飲んでいたお茶が入れ方一つで随分美味しくなったのには驚きました。何かとても得をしたような気分になりました。
セミナーの前日、美味しいお茶に適した水の選定のために、夜中まで沢山のお茶を試されて、眠れなかったとも伺いました。皆様のご努力に深く感謝申し上げます。
これから 私達は、今まで以上に多くの美味しいお茶を楽しみ、健康に過ごせる事と思います。
今後とも素敵な日本文化の一つとしての日本茶の普及に御尽力され、素晴らしい日本茶の魅力を多くの人々に広められて、ますます御商売が繁盛致しますように念じまして、感謝の言葉とさせていただきます。
有り難うございました。
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