Jun
7,
2021
「ワーク・ライフバランス」って???
今日のテーマは「ワーク・ライフバランス」。以前ほどは聞かれなくなったかと思いますが、これは文字通り、
「仕事」と「プライベート」の程よいバランス
という意味かと思います。
しかしそもそも、これら二つが「バランスしている」状況ってどういうものでしょうか?
そして、
「仕事」と「プライベート」というものは、この写真のように対極をなしているものなのでしょうか?
様々な疑問が湧いてきてしまいます。
確かに、一日24時間を仕事とプライベートの二つのために使うのですから、これらをどのように適切に配分するのか?という考え方は理解できます。
でも、私自身はまだまだ違和感を感じるのです。
私は仕事もプライベートも、ある目的を達成するための「手段」のように感じています。目的?
そうです、大上段に構えて言うと、自分の人生の目的。分かりやすく言うと、
自分の人生で得たい事柄
この目標を達成するために、仕事やプライベートを活用する。このように考えています。
このように考えると、仕事とプライベートは対極をなすものというより、道具箱の中の大切な道具。
大工さんなら金槌とのこぎり。これらの道具をいつ、どのように使って、住宅や門扉を創るのか? これらを使うバランスではなく、いつ、何のために、どのくらい使用するのか? ということは、
「仕事」と「プライベート」を同時に満たすこと
という発想も出てきます。
私はサラリーマンを早期に卒業、独立してから、仕事とプライベートの切り分けやバランスという発想からは開放されました。
それは、仕事をしながらも「プライベート」を充実させるためには、どうすれば良いのかと考えることが可能だと気が付いたこと。
また、
「プライベート」の活動の中に、仕事に活かせるアイディアが満載だと気が付いたからです。
つまり「仕事」と「プライベート」は対極にあるものではなく、お互いに相乗効果が得られるものだと考えられるようになったのです。
皆さんも、例えば職場のデスクワークで、ふと起業のアイディアが浮かんだりすることはありませんか? また一方、家族と公園を散歩していて、会社で抱えている課題の糸口を、ふと思い付いたりすることはありませんか?
与えられた人生、そして一日24時間という限られた機会。自分の人生の目的を達成するために有効に使いたいものです。
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ
Jun
7,
2021
コーチング・セッションを「ケースメソッド」で学ぶ
昨年2020年9月までの2年間、私が通った大学院では「ケースメソッド」を基本とした授業を提供しています。ケースメソッドは米国ハーバード大学のビジネススクールで開発・導入されている教授法で、一言で言うと、
ケース(事例)に書かれている内容を「討議する」形式で進める授業方法
2年間学び、その効果を体感したので、ぜひ他の方々にも味わって欲しいと考え今回、プロコーチ仲間を対象に、コーチング・セッション例をケースに取り上げて、ケースメソッドで勉強会を実施してみました。
冒頭、私からは、
「私は講師ではありません。この勉強会をスムーズに進める『ファシリテーター』です。従って私が正解や助言をお伝えするのではなく、皆さんの意見や感想、疑問を拾いながら勉強会を進めます。つまり参加型・討議型ですので、積極的な発言とご自身の経験などの自己開示をお願いいたします!」
参加者の皆さんには事前に、ケースを読んだ上で勉強会へ臨んで頂くようにお願いしてありました。従って、ケース内容は一応理解して頂いていることを前提に議論を進めます。
参加して下さったプロコーチの方々は、この「ケースメソッド」は初めてのご経験だったようで、
「ケースが実際にありそうな内容で興味深い!」
「色々なコーチから様々な視点の意見が聞けて、勉強になる!」
「日頃やっているセッション練習とは異なり、深く考えるきっかけになる!」
概ね好評だったようで良かったです。
この「ケースメソッド」方式が、皆様の学びに繋がるようであれば、ケース内容や参加者を考慮すれば、色々なバリエーションで提供出来るように感じました。
楽しみになってきました!
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ
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